唐松岳へ

■ 梅雨明け(?)の晴れ間をねらい、夏休みをとって唐松岳で足慣らし。夕べの深酒がたたって少し寝坊するも、７時半頃には八方尾根のゴンドラ乗場に到着。今年最初の山登りなので、少々費用はかかるがゴンドラとリフトを活用した日帰り楽チン登山。

■ 最終リフトを降りて小一時間ほどで八方池に到着。ホントに今日は快晴で、白馬三山がそろって顔を見せる。今回はα-sweetデジタルを持参。初のデジタル一眼レフカメラでの撮影だ。手ぶれ補正機能がついているから三脚はいらないか…と少しでも荷物を軽くしようという魂胆あり。

■ 金曜日とはいえ一応は平日のはずなのに、高齢者を中心に結構な人出。中学校の集団登山にもいくつか出くわす。やはり荷物が少ないと足取りも軽く、周囲を眺める余裕も生まれるというものだ。サクラソウ、クロユリ、ニッコウキスゲなどなど、登山道の周りにはたくさんの高山植物が咲き乱れていて、目を楽しませてくれる。

■ 歩いているうちに大きなザックを背負った４人パーティに追いつく。ペースがゆっくりで楽なので、しばらくついて歩くことに・・・。なんでも唐松岳を越えて、今日中に天狗まで行き、明日は白馬から蓮華温泉に降りるという。そういえば、何年か前、山の師匠とちょうど逆コースを歩いたっけ。そのときは初めての大雪渓と重い荷物に足をつるは、稜線では強風に吹き飛ばされそうになるはで、なかなかハードな行程であった。不帰の剣を越えた二日目は、まさに今日のような快晴だったけど。ちなみに前のパーティのザックは21キロあるという。う～ん、娘二人分か…。

■ 11時半頃には頂上に到着。寒がりの私は用心にフリースを持参したものの、活躍の出番はなし。唐松山荘は改装中で、周辺にあまり休憩する場所がなかったが、生ビールがあるというので、カロリーメイトをつまみに早速乾杯。いそいそとインスタントのキムチピラフを作り、昼食を済ませる。山荘上のひろばで少し昼寝をして４時頃には下山。天候に恵まれ、自然を満喫できた一日だった。