薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

ビートルズ学入門

2006-07-22 | 本  棚
■ 広田寛治『ビートルズ学入門』新潮社。ビートルズ・ネタをもうひとつ。自分の無知さ加減がよくわかったので、図書館で資料を漁ってたどり着いた中の一冊。世の中にビートルズ・ファン(マニア)は多いからなぁ。いくらマイナーな公民館報といえども、あまり出鱈目なことも書けないし…これをいい機会に読んでみました。

■ 本書はメンバーの誕生から解散後の生き方までの、およそ30年間を扱ったもの。ビートルズというバンド名を使い、プロの演奏家としてハンブルク巡業に出発した1960年8月17日から、ポールが解散を公表した1970年4月10日までをビートルズとしての活動期間と定義している。

■ 日本での公演は1966年。アメリカで成功して以来、ビートルズは映画にも出演し、はじめて野球場でコンサートを開くなど、すでに世界のアイドルとなっていた。歓声が大きすぎて、自分たちの出している音さえ聞こえなかったというのだからスゴイ!でも、そんな状態にやがてうんざりしたメンバーは、次第にコンサートよりもレコーディングの方に重点を移していく。

■ ビートルズの曲って、今聴いても前々古さが感じられないし、飽きませんね。“古典”として語り継がれていく芸術とは、かくもこういうものなのか。ちなみに私のもっとも好きな曲は『ノルウェーの森』。インドの楽器シタール(ジョージが弾いている)のかもし出す雰囲気がたまらない。もっとも、歌詞を見ると曲のロマンティックなイメージとはだいぶかけ離れているような気もするが・・・。

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