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三国同盟の崩壊、イタリヤの降伏

2016年08月17日 | 日々の出来事


日本が、ミッドウェー海戦に敗れて、一年三か月後の1943.9.8 

イタリアが降伏しました。


三国同盟の一国とはいえ、イタリヤの離脱が、何故重要な終戦の転機なのか

というと、第二次世界大戦に突入した大きな要因は、この三国同盟

締結出来たからです。

冷静に戦力を分析出来るシステムが有れば・・・

或いはこの時の環境下で、終戦について議論することなど出来なかったことは、

理解できないわけではないが、大きな転機であったことは、間違いありません。



判り易い説明をしましょう。

日独伊三国から三人づつ選手を出して、9人制のバレーボールの、

試合をしたとします。

相手は連合国軍です。

試合中にイタリーの選手が、ホテルの朝食で中毒を起こしたとします。

急遽日独で三人補充は無理で、通常なら、試合続行は不可能と判断し、

相手連合国に中止を申し入れるでしょう。

所が、連合国は9人で日独は6人で、ドイツ降伏まで一年半近く、

試合が続行されたのです。