幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

野草が告げる春

2024-03-10 | 

ガーデニングに趣味が無くても春はまちどおしいものである。

空き地のあちらこちらに「花だいこん」や「ハナニラ」が咲きだし春の到来をつげてくれる。

いずれもタネを蒔いたわけではないが、どちらも強い花で年を経るごとに増えている。

 

私はこの花が咲くと、「もうしばらくすると桜が開花するな~」と本格的な春の到来を実感する。

 


大阪の「鍋焼きうどん」をおいしくいただく

2024-03-05 | グルメ

大阪出身の知人から「鍋焼きうどん」をいただいた。

昨日大阪のご実家から届いたもので、そのお裾分けとのことでうれしく頂戴した。

冷蔵品のため消費期限が長くは無いので、早速、食卓に上った。

 

パッケージにはうどんはもちろんであるが、出汁、具、全て揃っている。

出汁を水で割って倍の量にして鍋に入れ、うどんや具を放り込んで煮るだけのことである。

うどんは茹で麺であり、具は既に味が付いた調理済みなので、わずかな時間で出来上がる。

 

ダシは、鰹節・こんぶ・うるめ節で取られていて、とてもいい味を出している。

私は、「関西風(大阪)の鍋焼きうどん」を食べたことがなく、これが標準的なものなのかどうかは分からない。

汁は黒い醤油の色ではなく、澄んでいるのが関東と異なるところか。

また、具材に使われている蒲鉾・シイタケ・ネギはよく見るが、合鴨・焼きアナゴ・粟麩は鍋焼きの具としては始めてである。

見慣れているエビ天や卵は入っていない。

付いてきた薬味(とうがらし)も、いつも使っている物よりも「山椒」の割合が多いものであった。

そんなわけで、「鍋焼きうどん」に東西の違いを感じたものの、とてもおいしくいただいた。


古民家の「おひな様」

2024-03-01 | 日記

近くの古民家園では、おひな様が飾られ人気を集めている。

昔から、おひな様をいつまでも飾っておくと娘が縁遠くなるといわれていて、「ひな祭り」が過ぎるとサッサと片づけるものらしい。

そういえば、ひな祭りが過ぎてから、おひな様を見たことがないような気がする。

 

七段の立派なおひな様が飾られている。

上段からお内裏様、三人官女、五人囃子と置かれているが、聞き覚えのあるのは三段目まで。

私には、その他のお人形や小道具、飾り物がどんなものなのかの知識はない。

 

おひな様が飾ら羅れているのは、藁ぶき屋根の古民家。

 

おひな様が飾られている部屋は、庭に面した障子が開け放たれて内部がよく見える。

この古民家の「おく」と呼ばれる部屋で、入口からみると一番奥にあたる。

(会場に置かれていた解説資料には、この住宅とひな人形の所有者との関係については解説が無かった)