幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

別所温泉の立ち寄り湯

2022-05-22 | 日記

コロナの感染が広がる前は、近くの別所温泉で汗を流すのが楽しみであった。

それが、ここ2年以上も遠ざかっていた。

現在、どのような状態なのだろうか。

「大湯」に行ってきた。

 

ゆうがたの混みあう時間をさけて、陽の高いうちに出かけた。

2,3人の客がいるだけで、”ディスタンス”は十分確保できる。

入場の時マスクはもちろんだが、番台で、氏名及び連絡先の記票を求められた。

その他の注意書き。

●脱衣所、湯ぶねでの会話を控える。

●入浴は40分以内とする。

 

コロナの感染予防は必須であるが、やはり「おうち風呂」よりも温泉はいい。

久しぶり、「あ~、極楽、極楽」の気分を味わった。


「ドウダン」が咲く

2022-05-21 | 

信州・塩田平(上田市)の田んぼにも水が入り、代掻きに精を出すトラクターの音が響く。

早いところは田植えが済んだ田んぼも見受けられる。

 

春、いろいろな花が一斉に咲き乱れ、心ウキウキする季節はすでに過ぎていった。

5月も後半、夏への季節の変わり目である。

我が家の庭には、わずかにドウダンが頑張って、提灯がぶら下がったような形の花をたくさんつけている。

かわいらしい花には申し訳ないが、私は、ドウダンの魅力を花よりも秋の紅葉に感じてこの木を植えている。

 

 


長野に来たら一度は「信州そば」

2022-05-20 | グルメ

昼食を、いつもの「倉乃」さんで。

ランチのセットを頼み、出来上がるまでの間ノンアルコール・ビールでのどを潤す。

午前中、家の周りの草刈りをして、汗を搾り取られた後だけに格別である。

 

ランチのセットは、ざるそばにかき揚げやエノキダケ、インゲン、ピーマンなどの天ぷらが付く。

野沢菜の漬物を甘辛く油でいためた小鉢が添えられている。

これがなかなかイケル。

 

まーるく小山のように盛られたソバは、見かけ以上のボリュームなのである。

いつものように、満足感で満たされたランチであった。


峠の釜めし

2022-05-19 | グルメ

東京から信州へ来るときに、久しぶりに、横川(上信越道)のサービスエリアに立ち寄り、釜めしを買った。

 

何十年も前の若い頃の話にさかのぼる。

国鉄時代の信越線、横川駅と軽井沢駅との間は「碓氷峠」の急勾配の難所であった。

アプト式の線路を、機関車を増結してパワーアップして上り下りしていた。

横川駅では機関車の結合や切り離しのため、停車時間が長かった。

その間に駅弁の釜めしを買うのが楽しみだった。

 

ずっと変わらない姿と味である。

器は、お釜の形をした焼き物(益子焼?)である。

ご飯の上に載せられた具材は、鶏肉、ささがきごぼう、タケノコ、シイタケなどの煮物であり、蓋を取った瞬間にその味を思い出す。

さらに、ウズラの卵、栗、あんずがトッピングされている。

私は、栗とあんずはデザート感覚で最後に頂くことにしている。

漬物には、キュウリやナスなどの他、ワサビ漬けが付いているのもうれしい。

 

今回は、持ち帰って家で食べたのだが、いつも変わらず味に満足!

この味をずっと保ってほしい弁当の一つである。

 

 

 


ライブ@juju's cafe

2022-05-17 | グルメ

「juju's cafe」さんでジャズ演奏のライブを楽しんだ。

前から予約していたライブで、事前に、当日の厳しい(?)ドレスコードを伝えられていた。

その1、女性は緑(グリーン)を基調とする洋服とする。

これは、推察するに、オーナーがグリーン系の洋服が好きだからではないかと想像する。

それに、5月の新緑にぴったりだからかもしれない。

その2、男性は胸のポケットに何か花を挿すこと。

私は、我が家の庭の、まだ蕾と言っても良いような、真っ赤なバラの一枝とした。

こちらは、男たちに対する、「たまにはカッコつけて見なさいよ」との発破なのかもしれない。

 

演奏はギター、ピアノ、ベースのトリオで、女性のボーカルが加わった。

近頃は、コロナのお陰で出かけることも無く、ナマの演奏を聴くのは久しぶりであった。

それぞれの掛け合いが会場を沸かせた。

 

セットされたお料理は、ビーフシチューをメインに、チーズなどを盛り合わせたものであった。

お料理好きのオーナーのジュジュさんが、じっくりと煮込んだビーフシチューは絶品であった。

赤ワインにとっても相性の良いお料理で、杯も進んだ。

「顔が赤いですよ!」とのオーナーのご指摘も、全くその通り。

 

ボーカリストはワイングラスを片手に、声量の豊かな歌を聴かせてくれた。

ジャズにはお酒がよく合い、最高の盛り上がりをみせた。

客も、演奏家も、そしてオーナーも、全員一体となり楽しんだ夜だった。