幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

「忘れなぐさ」を誰に

2022-05-05 | 

五月の風に頼りなさそうに揺れる「忘れなぐさ」。

 

この花は、別れに因んでつけられた名前であろう。

「忘れなぐさ」あるいは「勿忘草」などと書かれるが、「勿忘草」は難読の部類にはいる。

「どうか、私のことを忘れないでね」という切ない気持ちが表れるのは、「忘れなぐさ」の方であろう。

単に文字から受ける、私の感じ方である。