幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

行きあたりばったりの札幌グルメ旅

2024-07-20 | 旅行

今回は、航空券とホテルのみは確保したが、それ以外は何も事前の計画なしで2泊3日の札幌への旅をしてきた。

東京と比べると暑いとはいっても、梅雨がないといわれる札幌は、じめじめした感じが無いのがありがたい。

北海道のおいしいものを食べるのが目的のひとつでもあり、何よりの楽しみだった。

 

 

新千歳空港に着き、案内所に立ち寄り、まずガイドブックを手に入れ目を通す。

過去に訪れたことがない「羊ケ丘展望台」が目に留まり、行ってみることにした。

雄大な景色を見渡せる丘にはクラーク博士の像があり、同じポーズで写真を撮る人が列をなしている。

資料館に寄り解説のパネルを読むと、「Boys be ambitious」という有名な言葉の後に、「like this old man」と続いていたようなことも書かれていた。

 

 

羽田からの飛行機が遅れたこともあり、羊ケ丘の散策のあと、札幌市内に戻ると夕方になっていた。

今回の旅で食べたいものとして「寿司」、「ラーメン」、「スープカレー」の三つは絶対にはずすまいと決めていた。

初日の夕食は、幸いにも泊ったホテル(すすきの)のビル内に、「はなまる」というお寿司屋さんがあり予約もとれた。

人気があるらしく、開店前に何人かのお客さんが、お店の開くのを待っていた。

 

店内にはカウンターとテーブル席があるが、テーブル席に案内された。

まずはビールのお供に、マグロ、サーモンの他、私の好きなほっき貝、つぶ貝が載った刺し身の盛り合わせを造ってもらう。

「生だこ」の頭など、珍しく入ったという、普段お目にかかれないものも・・・。

 

その他、つまみになりそうなものとして、薄く味付けされた時期の「しま海老」、そして「蛸の吸盤」などもいただく。

海のもの以外では、野菜のかき揚げが大きくカットされた野菜の甘みが感じられ、これもおいしかった。

 

ビールで一息ついたら、お寿司に行こう。

カウンター以外(テーブル)の客は、手元の用紙に、ネタ・ワサビの有無・個数などを書いてスタッフに渡す。

お寿司は、それぞれのテープルに、お皿で届けられるシステムになっている。

 

「ウニ」は、シャリとたっぷりのウニを海苔で包む、初めて食べるやり方だった。

ホンマグロの赤身、新鮮な「ほっき貝」や「つぶ貝」も刺身とはまた別な美味しさを感じる。

 

偶然ではあるが、以前、納沙布岬に行ったとき、根室で入った寿司屋さんもこの「はなまる」さんだったように記憶している。

とても混んでいた印象が残っている。

札幌「すすきの店」でも、新鮮な魚介がリーズナブルな価格で楽しめた。

私たちが帰る時も、店頭には、何人かのお客さんが席が空くのを待っていたのもうなずける。