先日、友人に聞いたら、沖縄で「ヤギの肉、睾丸を食べた」と言っていた。
私にはムリ、ギブアップである。
今回の沖縄への旅、二泊目の夕食はフツーの「沖縄料理」が食べたかった。
このお店「葵屋」さんは泊ったホテルに近く、沖縄の家庭料理という案内にひかれて入った。
メニューは豊富であるが、端から「これは~?!」と言うようなものはない。
まずは、12月とは思えない陽気で一汗かいたので、まずは地元のビールを。
お通しは、沖縄の水揚げが多いといわれるモズクが出された。
あとは、とりあえず知っている料理ではあるが、「地元で食べる味」を楽しんだ。
海ブドウ
思いのほか塩気が強かったが、プチプチとした新鮮な食感がなんとも言えなかった。
島どうふの揚げ出し
箸でつまんで持ち上げても、崩れずしっかりとしている。
このような硬い(?)豆腐を食べるのは久しぶりのような気がする。
ラフテー
肉の歯ごたえを残した状態で、甘辛く味付けされている「ブタの角煮」のようなもの。
余分な脂が抜けていておいしかった。
箸で軽くちぎれるような柔らかさではなく、噛み切って食べる感じがいい。
飲み物をシークワーサーサワーに替えたが、その酸味とよく合った。
フーチャンプルー
たくさんある「なになにチャンプルー」という料理の中からフーチャンプルーを選ぶ。
なかにはあの「ポーク」も入っており、お酒にも合う。
このお店では、沖縄の唄のライブもあるらしい(今回は聴かれなかった)。
気さくな感じのスタッフのサービスも気持ちがよい。
格好つけることなく思い通りに、沖縄の日常にある料理を楽しむことができた。