散歩の途中、遊歩道の脇に、小さな「モミジ」が見つかる。
昨年の秋、竹とんぼのようなタネが風に吹かれて木を離れ、ここに着地して芽を出したものだ。
集中してそのあたりを捜してみると、いくつか見つけることができる。
まだ双葉の一枚をつけた状態のもの。
小さいながらも、もみじの木らしくなっているもの。
これからどこまで頑張って成長できるか。
散歩の人や犬に踏まれてしまう。
雑草といっしょに刈り払われてしまう。
夏の日照りと水不足・・・等々の苦難が待ち受けている。
一本でも、二本でも大きく育ってほしいが、残念ながら、周りには自力で大きくなった木はないようである。