G7サミットが広島で始まった。
各国指導者がそろって、「広島平和記念資料館」や「厳島神社」を訪れられたことも報道されている。
何年か前に広島を旅行したとき、宮島の厳島神社に参拝後、弥山(みせん)に登った。
頂上間近に立派なお堂(霊火堂)があり、いろりには赤く炎が燃えていた。
弘法大師が修行の時焚いた護摩の火が燃え続けているもので、現在も「消えずの火」として護られているという。
弘法大師はきっと、争いのない安寧な世を祈っていたことであろう。
弥山の「消えずの火」から採火された炎は、広島平和記念公園の「平和の灯」の種火のひとつとして使われたそうである。
「消えずの火」は「平和の灯」となって、ヒロシマに燃え続けている。