幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

カルガモの子育て観察・Ver2 その4

2022-06-24 | 野鳥

公園の池で卵を抱くカルガモは、いつも通り花しょうぶの中でじっとしている。

葉っぱを折り曲げて、頭上から見えないように細工をしているようにも見える。

 

しばらく眺めていたのだが、突然、ほかのカルガモが一家でやってきた。

母親が7羽の子を連れている。

私はこの一家を見るのは初めてのことであり、突然のことでびっくりした。

子供たちは体格に多少の差があるが、大きいものは鳩を小ぶりにしたぐらいの大きさがある。

先住者が抱卵中なのに、その一家は、泳いだり、昼寝をしたり、散歩したり勝手気ままに行動している。

なにかトラブルが生じるのかと心配したが、幸いに、何事もなかった。

 

池を泳ぎ回る一家。

 

石の上に上って一休み。

卵を抱くカルガモがいるのは、目の前の花しょうぶの株の中。

 

子供たちは身を寄せ合い団子状になっている。

 

ちょっとそこの水路迄お散歩に。

身体の大きな子が、前後から小さい子を間に挟み、かばっているように見える。

兄弟愛を感じさせてくれるとともに、大きな子が頼もしく見えるではないか。

 

抱卵中のカルガモの卵がかえるのは、まもなくである。

この侵入者一家が、この池に居座るのか、あるいはどこかへ移動するのか興味深い。