幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

ワタシの名は「ウンナンチユウキンレン」

2022-06-02 | 

遊歩道わきの花壇に珍しい花がある。

私はここで見たのが始めてであり、未だかって、ここ以外ではこの花を見たことがない。

「ウンナンチユウキンレン」と書かれたプレートにより、その名が分かった。

カタカナだけであれば、なにかのおまじないの言葉のようではないか。

併記された漢字(雲南地湧金蓮)が「なるほど」と思わせてくれる。

 

花は、確かに蓮をイメージさせる形をしていて、しかも金色(黄色)。

その名の通り「金蓮」。

 

少し調べてみたら、花弁に見える部分は「苞(ほう)」といい、花ではない。

苞の間から顔を出している部分が花なのだそうだ。

 

広い花壇の中で、特別ユニークな存在である。

ここで出会わなかったら、ずっとこの花を知らずにいたであろう。