昨日、いなか(信州・上田)のご近所のYさんから電話をいただいた。
うちの前に「狸の死骸がある」とのことだった。
突然のことで、どうすべきなのか、思わず頭を抱えてしまった。
”狸”を、”けものへん”に”里”と書くからには、集落に住んでいても不思議はない。
近くには格好の空き家もあり、狸にとっては山の中より住環境は良いだろう。
以前、家の前でタヌキを見かけたことはあったが、ぬいぐるみのように人なつっこいルックスではなかった。
彼らが襲ってくることはなかったし、なにかに化ける(?)こともなかったので、ことさら敵視することもなかった。
困ったのは隣地との間に、山ほど溜める糞である。
お隣さんが、「狸の溜め糞」といって、狸は一か所に糞をするのだと教えてくれた。
そのうち溜め糞もなくなったので、どこかに移住したのだろうと安心していた。
さて、問題は狸の後処理である。
Yさんが行政に連絡していただき、処理していただけることになった。
それを聞いてホッとした。
とんでもないことでご迷惑をかけてしまったYさんに感謝、感謝の一日であった。