知人の子供さん(5歳)を時々預かり、子守役をしている。
とにかく大変なのが、お勉強である。
毎回、教材(読み書きと足し算)を持ってくる。
昨日も、持ってきた教材に向えど、気持ちは遊びに行ってしまい一向に進まない。
業を煮やして、
「やらなくていいから、おうちに帰ってからママとやりなさい」と言ってあげる。
すると、「宿題をやらずに帰るのはイヤだ」と駄々をこねだし、しまいには泣き出す始末である。
やらずに帰るのはイヤだ、さりとて遊んでいたい気持ちが優先してしまう。
どうすればいいの!
泣きたくなるのはこっちである。
私の育った時代、近くには、小学校入学前にお勉強をさせられたり、ましてや塾に通っている子なんていなかった。
家の中に居ようものなら、「外に行って遊んできなさい!」と追いやられたものである。
せいぜい、入学前には、自分の名前が読める・書けるだけで大威張りだった。
それでも、その後あのT大に入った級友もいるし、みんな社会に出て成長していった。
必要な勉強は、ある時(年齢)になると、本人が進んでやるようになるものだと考えたい。
それが、小学校なのか、中学なのか、高校なのか、大学なのか、社会に出てからなのか、それはひとそれぞれ。
今の世では、そんな考えをしていたらダメなのかな~?