学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

個別懇談

2011年07月06日 | 学校・友だち
≪6年生・6月30日≫
…個別懇談に有香と二人で行きました
母親「2学期から支援クラスに在籍の変更をお願いできますか?」
先生「在籍の変更をしなくても、支援クラスに行けばいいですよ」
母親「確か2年前に、普通クラスに在籍して、支援クラスで勉強をみてもらうことは出来ないと聞いたんですが…」
先生「有香ちゃんは手がかからないし、今はそんなことはないですよ」
先生「有香ちゃん、6年2組で勉強したければ2組にいて、しんどければ○○○○に行けばいいよ」

有香が自分で決めて、自由に、2組と支援クラスを行き来すれば良いとの話に少し驚きました。


…最近保健室でお世話になっていたので、懇談会の帰りに保健室に寄りました。養護教諭と話をしているところに、支援クラスの先生が通りかかりました。
母親「先生、もしよろしければ、支援クラスでお世話になりたいんですけれど…」
先生「いいですよ。有香ちゃん、明日から来る?」
母親「明日からいいんですか?」
先生「いいですよ。座席作っとかなきゃ」

とんとん拍子で話が進み、明日から2組と支援クラスを自由に行き来できることになりました。

受け入れる

2011年07月06日 | 学校・友だち
≪6年生・6月30日≫
…有香が学校をやめたいと言うことについて、友人に話し、詩「私」を読んでもらいました。
私「有香が小学校をやめて支援学校に転校したいって言うの。学校の話では、学年半ばの転校は出来ないんだって」
…驚いたことに友人は詩を読んで涙を流しながら言いました
友人「ちょっと違うかもしれないけど、前に紳助さんのテレビで、女性のお坊さんみたいな人がでていて、その人に、いじめで学校をやめたいという子供の相談をしていたの。親なら『よし、引っ越そう(転校するため)!』というぐらいの気概が必要…と言ってたよ。有香ちゃんを転校させてあげてほしい」

なるほど…と思いました。
精一杯頑張ってきた有香に「6年はあと少しだから、頑張りなさい」ではダメなんだと思いました。転校出来る、出来ないではなく、有香の気持ちを受け入れていこうと覚悟を定めました。


…下校後のこと
母親「有香ちゃん、学校やっぱりやめたいの?」
有香「やめたい」
母親「分かりました!やめましょう」
有香「えっ?いいの?」
母親「いいよ。その代わり、学校をやめたら、○○さんや△△さんとは会えなくなるよ。それでもいいのね?」
有香「嫌。会いたい」
母親「それなら、学校をやめるのではなくて、○○○○(支援クラス)に行く?」
有香「そうする」

有香はずっと支援クラスに移ることを嫌がっていましたが、納得したので、今日の個別懇談で在籍の変更をお願いすることにしました。

大学の先生に直訴

2011年07月06日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・6月29日≫
22日以降学校に行きたがらなくなり、欠席したり、保健室登校をしました。
どうしても小学校をやめるというので、大学の先生に相談しました。その結果を伝えても有香が納得しないので、先生に有香と直接話し合ってもらいました。

有香「私はT小学校をやめたいんです」
先生「先生はね、じゃあやめたら…とは言えません(略)」

話し合いは15分間ぐらいだったと思います。
やめたい理由の説明や、どれほどやめたいかが、とてもよく分かりました。
脇で聞いていて、『本当にやめたいんだ!』と納得したり、『よくもこれほどまでに、自分の気持ちを説明できるようになったもんだ!』と、妙な感心をしたり…。
有香のすごい迫力に私が圧倒されました

私はT小学校をやめる。○○(支援学校)に行く

2011年07月06日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・6月22日(朝)≫
…昨日の支援学校の体験入学がとても楽しかったようです
有香「今日も○○(支援学校)に行く」
母親「今日は行けないよ。昨日だけよ」
有香「私はT小学校をやめる。○○(支援学校)に行く」
母親「小学校は義務教育だからやめられないよ」

どうしても行かないと言うので、小学校に欠席の電話をしました。
その時に教頭先生から、「学年の途中での支援学校への転校は難しい」とお聞きしました。