学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

一生物の乳歯?

2011年05月19日 | 歯列矯正
≪6年生・5月17日≫
連休前から「歯がグラグラする、抜ける、抜いて~」と言い続けるので、さほどグラグラはしていませんでしたが、歯科医に行きました。

有香がグラグラするという歯は、まだ抜けそうになかったので、自然に抜けるのを待つことになりました。

パノラマレントゲンの結果、向って左側の犬歯はあまりよくない場所にはえることが分かりました。そして、左側の犬歯は、自然にははえないことが分かりました。歯はあるのですが、場所がとても悪いのです。

いくつかの外科的処置が考えられるそうです。
①乳歯を抜いて、歯茎をめくり、奥にある歯を引っ張り出す。上手く引っ張り出せない可能性があるそうです。
②手術で歯を取り出す。
③放置して、乳歯のまま一生過ごす。
(犬歯の都合により、放置したまま一生過ごせるかどうかは分かりません)

驚いたのですが、永久歯がはえてきて、乳歯の根を溶かすことにより乳歯は抜けるそうです。なので、永久歯が下からはえてこなければ、乳歯はそのままずっと使えるそうです。
ただ、永久歯に比べて乳歯は短いので、歯茎の病気や衝撃(こけるなど)により、永久歯より抜けやすいそうです。


糸ようじの使い方を習いました。自分で上手に出来ました。

歯列矯正終了!

2009年12月03日 | 歯列矯正
≪4年生・12月1日≫

1日に上の歯を二本抜いて、歯列矯正が終了しました。

…装置を入れないで良くなると知り、言いました。
Yuka「これでお餅が食べられる!ハイチュウが食べられる!」

装置を入れている間は、お餅やハイチュウはダメだと先生から言われていました。
お餅が好きでしたが、装置を入れてからは「お餅を食べたい。」と一度も言わなかったので、
さほど食べたいというほどでもないだと思っていました。
しかし、上記の言葉を聞き、自分で自分をコントロールしていたのだと知りました

今後の課題は、口を閉じて、鼻呼吸をすることです。
口を開けていると、せっかくの矯正も、元に戻ってしまうそうです。

2009.12.02 動画 口にチャック!

歯列矯正  Chewing-Brush

2009年09月29日 | 歯列矯正
≪9月28日≫

上あごを広げる期間が終わり、それを固定するために装置をはめている期間が3ヶ月を過ぎました。
(過去記事はカテゴリー【歯列矯正】をご覧下さい)

せっかく広げた上あごですが、
・口をしっかりと閉じること
・しっかりと噛むこと
が出来なければ、元に戻ってしまうそうです。

それで、これからはChewing-Brushを使い、口の筋肉を強くする練習をすることになりました。

 

 ゴム製で突起があります

これを口に入れ、かむ練習をします。練習方法については歯科衛生士さんから指導がありました。
1日にトータルで15分~20分練習すると良いそうです。
この突起が磨り減る、または、本体が破れるほど噛む練習をすると良いそうです。
そして、夜はこれをはめたまま寝ます。そうすると口呼吸が出来ないので、鼻呼吸の練習にもなり良いそうです。

歯科で、最初にこれをはめる時Yukaは嫌がりました。
 Yuka「これは何?」
 歯科衛生士さん「これをはめるの。」
 Yuka「これは何?」
 母親「ゴムよ。柔らかいの、痛くないよ。」

また、これをはめたまま寝ると聞き、衛生士さんに向って言いました。
 Yuka「朝起きたら、お母さんにおはようございますって言うのに、これをしてたら言えない!」
 衛生士さん「はずしてから言って!」

抵抗するYukaに、歯科衛生士さんがChewing-Brushを口の模型にはめて見せてくださいました。
母親は「Yukaちゃんならきっとはめられると思う。かっこいいとこ見せて欲しいなぁ~」などと、声がけをしました。

模型を見たことなどで、安心と納得をしたようでYukaは自分ではめました。


夜、寝る前に口にはめて父親に見てもらいました。
それから噛む練習をしました。

 口に入れたところ

 口に入れたまま唇を閉じるのに、結構力が必要です


口に入れたまま眠ろうとしたのですが、寝苦しそうでした。
しばらくすると「オェー」と吐きそうになったので、はずして寝ることにしました。


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広がりつつある上あご

2009年05月26日 | 歯列矯正
二日に一度装置のネジを回しています。

①前歯の間の隙間がどんど広がるけど大丈夫なのか?
②下あごの糸切り歯の歯茎から出血するけど大丈夫なのか?
この二つが心配になり予約より前倒しで歯科に行き診察して頂きました。

①はそれが順調な印だそうです。前歯の間の隙間は、また自然にくっつくそうです。
②は永久歯が下に見えていて、もうすぐぬ抜けるからとのことでした。

上あごが5ミリ広がったら、もうネジを回すのは終了です。
固定させるために、半年ほど装置を入れ続けるそうです。

4月20日の記事

4月20日(月) ・ 歯列矯正

2009年04月21日 | 歯列矯正
今日はこどもびょういんであそびました。
すべりだいで赤ちゃんとすべりました。
はいしゃさんはこわくもなんともない。
あごをひろげています。
そうちになれました。


※歯科医では最初は「怖い!」の連発でした。

※会計を待つ間、遊び場に居合わせた2歳ぐらいのお子さんを膝にのせて
 楽しそうに滑り台ですべっていました。


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今日は義母を大学病院に連れて行きました。
10時半の予約で、検査の所要時間は1時間~1時間半とのことでした。
この検査は時間通りに始まりました。
しかし、検査後の診察の予約が11時45分だったのに、1時間過ぎても呼ばれませんでした。
今日のYUKAの下校時刻は1時半(家庭訪問のため)。それからピアノに行く予定でした。
焦り始めた私は「11時45分の予約がまだ呼ばれません。1時40分頃帰宅するYUKAを捕まえて
頂けますでしょうか?本当にすみません。」とピアノの先生にメールをしました。
先生からすぐに「了解!」と返信を頂き、本当に有難く嬉しく思いました。
診察に呼ばれたのは1時半頃で、診察が終わってお支払いをして病院を出たのが2時。
こども病院の予約が3時だったので、慌ててピアノの先生のお家にYUKAを迎えに行きました。

 ピアノの先生経由で頂いたHさん(隣人)のおすし


夜に聞いたのですが、YUKAを連れて帰ってくださった時、先生のお宅にはお客様があったそうです。
YUKAは歌を歌って拍手を頂き、とても喜んだそうです。

■動画 多分こんな感じ



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24時間装置をはめられる様になったので歯科を受診し、装置のねじの回し方を教わりました。
装置のねじを1回まわすと0.25ミリ横幅が広がります。
二日に一度、偶数日に装置のねじを一度回すようにとの説明を受けました。
この装置で最終的に上あごを5ミリ広げます。

あごの横幅を広げることと、歯を前に出すことは別だそうです。
横に広げてから様子を見て、噛み合わせの矯正をします。
あごを広げることに比べたら、歯を前に出して噛み合わせを良くすることは簡単なのだそうです。

  棒を挿してネジを回す


21年4月12日(日)

2009年04月13日 | 歯列矯正
今日はおばあちゃんのうちにいきました。
ここでごはんをたべてかえります
おかあさんはいえでおかたづけをしていました。


※父親と2人で祖母の家に行き、日記を書いてから帰ってきました。
 ご飯を食べたかったらしいのですが、食べずに帰ってきました。



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初めて歯列矯正の装具をはめて寝ました。
24時間はめれるようになったら歯科へ行き、装具のねじを回す方法を習います。

21年4月7日(火)

2009年04月09日 | 歯列矯正
今日はおとうさんはてれびをみています。
おかあさんとわたしでおばあちゃんのいえにいきました。
かえりました。


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着任式&始業式

着任される校長先生のお人柄を知りたかったことと、担任の先生にご挨拶をしたかったので、着任式と始業式について行きました。

校長先生の着任の挨拶の第一声を聞き、温かい校長先生であると確信しました。
ドキドキしたクラス分けは、1年生の時に仲良くしてくれたお友達が複数いたので安心しました。
担任の先生は以前から存じ上げているとても評判の良い、優しい女性の先生でした。
恵まれた新学年のスタートをとても嬉しく思いました。


4年3組の教室の廊下に立っていると、校長先生が来られて「お子さんはどこですか?」と仰いました。
「右端の列の前から2番目です。」と答えると、YUKAの傍らを通られてからまた私の元に来られて「ちゃんと連絡帳が書けていますね!」と仰いました。
私は「前の席のお友達が1年生の時のクラスメートで、書きもらしたところを書いてくれました。お友達はありがたいです。」と言うと「そうですね」と仰いました。とても穏やかで物腰の柔らかい校長先生のご様子に、小学校生活の後半も穏やかに過ごせそうな予感がして、本当に嬉しくなりました。


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歯列矯正

今日は装置をはめる日です。
想像以上に嫌がり、すぐにはずしてもらいました。
痛いのではなく、気持ちが悪いのだそうです。
でも、大人より子供の方が順応性があり、すぐに慣れるとのことでした。
嫌がるYUKAに丁寧に繰り返し説明をして、納得してもらってから、母親がはめる練習をしました。
この装置は『はめるのも、はずすのも、お母さんだけ!』と言い聞かせました。

とても嫌がったので、この日ははずして帰りました。
この装置は24時間はめっぱなしで、取るのは歯磨きをする時だけだそうです。
一ヶ月をめどに、24時間ずっとはめられるようになったら歯科へ行き、ねじを回す方法を習い、上あごを広げ始めます。

※YUKAの上あごを広げる理由 → 今のままでは永久歯が全て生えるスペースがないので(レントゲンで確認)、このまま放置すると外科的な方法で歯を数本抜くことになります



 上あごにはめます

 金具を奥歯にひっかけて固定させます


※帰宅後2時間はめました

※ダウン症児の場合、歯列矯正には保険が適応されます。我が家の場合3割負担で本日の会計は18230円でした。



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側弯外来

1年後に受診するのを忘れ、2年ぶりに受診しました。
驚くことに『予備的手術一歩手前』だそうで、トランポリンは禁止になりました。

制約の多い人生を歩ますことに申し訳ない思いがして、うつむく母親に
「お母さん元気出して、トランポリンはやめるから!大丈夫!」と温かい励ましの言葉をかけてくれるYUKA。
飛び込みはダメだけど、プールはオッケーとのことだったので、出来る範囲で楽しみを見つけたいと思いました。

※トランポリンがダメな理由は、飛ぶことではなく、万が一の転倒がダメなのだそうです。

21年3月24日(火)

2009年03月24日 | 歯列矯正
今日はおかあさんはプリントをよんでいます。
おとうさんはてれびをみている
わたしはかんじをかけるようになりました。


※おかあさんはプリントをよんでいます → 29日に奈良県で手作りおもちゃについての
講演会をさせていただきます。その原稿を推敲していました。


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歯列矯正のために粘土で型取りをしました。
下の歯の型取りはベッドに寝たままスムーズに出来ました。
上の歯の型取りは、寝ていると息苦しかったようで、ベッドを起してもらいました。
4月7日に矯正具をはめてもらいます。

ボタンでの唇の力を測ると今日は500グラムで、前回より100グラム増えていました。
1キロを目指して練習を続けます。(参照 21年3月16日、3月23日)


歯科衛生士さんにお口のトレーニングのおもちゃを見ていただきました。
「これは良いトレーニングになると思います!」と褒めていただきました。
お口のトレーニングのおもちゃの見本として提供することになりました。
多くの子供たちのお口のトレーニングに役立つと嬉しいです。
(ここにはペットボトルの玉転がし も置いていただいています。これは治療中に小さいお子さんの
気を引くのに役立っているそうです。)



■動画 リボンのくっつき虫


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明日が終業式です。
3年生の最後の宿題は『3年生を振り返って(絵でも可)』でした。
YUKAに3年生の一番の思い出を聞くと、担任の先生に毎日会えたこと…と答えました。


全体図


部分(担任の先生)


21年3月23日(月)

2009年03月23日 | 歯列矯正
今日はさんぽにいきました。
いまおとうさんはねてしまいそう
おかあさんはふんでいます。
でました。
のんでねます。


※おかあさんはふんでいます → 母親が寝ている父親を踏んでいる(マッサージ)
と思っていたようです。

※でました → 和室から出て、リビングに入って来た母親を見て書きました。

※のんでねます → 「喉が渇いたから牛乳を飲みたい。」というYUKAに、
「日記を書いてから牛乳を飲んで寝なさい。」と言いました。


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この季節になると毎年、隣家の白い木蓮が美しく咲きます。
木蓮の花の命は驚くほど短く、あっという間に散ってしまいます。
YUKAが自発的に我が家に落ちた木蓮の花びらを拾ってくれました。
お料理も庭掃除もお風呂を入れることも、何でもやりたがります。




歯列矯正のためのトレーニングです。
ボタンは色落ちすることがあるのでボタン選びには気をつける必要があります。




歯と唇の間に直径2センチほどのボタンを加え、引っ張ります。

参照 21年3月16日の日記



21年3月16日(月)

2009年03月16日 | 歯列矯正
今日はいまおかあさんがにかいでなんかをしました。
したにきました。
わたしははやくてれびをみたいのよ
おかあさんのおてつだいをしたいのよ


※「日記とプリント(国語)が書けたら呼んでね。」と言い、二階に行きました。
しばらくして下に様子を見に行くと、すごい勢いで日記を書いていました。


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歯列矯正のことで歯科に行きました。
前回撮影した写真やYukaの歯形の模型を見せていただきながら
説明を受けました。


★歯列矯正を始めるに当たっての注意点

・歯列は綺麗になったけれど虫歯だらけになったり、歯茎の病気になることがあるそうです。
器具を入れている間は、矯正前よりももっと歯磨きに気をつけなければならないそうです。
艶のある歯とピンク色の歯茎を維持することが大切だそうです。

・歯列矯正をしても口を閉じないと、せっかくの矯正が安定せず、元に戻ってしまうそうです。
なので、歯列矯正と平行して口を閉める練習が必要になります。
舌が大きいために口を閉じるのが難しい場合もありますが、唇の力をつけることで、
舌が出てくるのを押させる効果もあるそうです。

・鼻に問題があるかもしれない場合は、歯列矯正の前に耳鼻科を受診するほうが良いそうです。

・写真を撮る、レントゲンを撮る(顔の周りをレントゲンが移動します。子供の頭を抑えることは出来ないので
本人がじっとしていなければ撮影が出来ません。)口に物を入れて歯がたを取るなどの処置に
本人が協力できること。
一般的に、口に矯正具を入れることに関しては子供のほうが大人やり早く慣れるそうです。
それでも、子供が嫌がれば出来ません。



★唇に力をつける基本的な方法
1. 直径2cm位の薄いボタンに、30~40cm程度の長さの細いひもを通して輪に結びます。
2. ボタンを唇の裏(歯の前)に入れて唇を閉じ、ひもを前方にひっぱります。


ボタンを引くだけでは面白くないので、遊びの要素を加えて楽しくトレーニングを続けることが
大切だそうです。
例 ひもに二つのボタンを通し、親子でボタンの引っ張り合いをする
  ひもの先に水を入れたペットボトルを結び、持ち上げられる水の量を競う



バネばかりをボタンのひもに引っかけて引き、何グラムまでボタンを唇で維持できるか測りました。
YUKAは400グラムほどでした。
唇のトレーニング前の検査では一般的には200グラムぐらいだそうです。
(一般の人は1キロほどだそうです。)
次回、またこの数値を測ります。数値が上がることを目標にトレーニングします。