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学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

最後のお楽しみ会★詩吟

2012年03月20日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・3月19日≫
小学校生活において最後のお楽しみ会が5・6時間目にありました。
子供たちはそれぞれ、一人で、あるいは数人のグループで出し物をするそうで、有香は一人で詩吟「春廉雨想」を歌うことになっていました。

【母親の準備】
・「春廉雨想」の伴奏をカセットテープに入れて持たせました。
・「春廉雨想」の漢詩・読み方・意解を同級生全員分印刷(B5の1/2)し、持たせました。
・万が一途中で漢詩を忘れた場合、先生に声かけをお願いしました。


…下校後
母親「詩吟どうだった?」
有香「抜群」
母親「本当?」
有香「本当」
母親「(漢詩を)忘れなかった?」
有香「忘れなかった」
有香「K君が『え~有香ちゃん詩吟習ってるの?いいなぁ~、僕も習いたいな~』って言った

父親を励まし支える娘

2012年03月16日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・3月13日≫
…父親から有香にメールが届きました
「今から帰ります。お父さん気持ちが落ち込んでいます。」

有香から父親への返信

有香「ハートをいっぱ送ったら元気が出ると思う」


…父親帰宅
有香「お父さん、会社で辛いことがあったら言って。聞いてあげるから」
父親「…」
有香「今日、どうしたの?」

有香「例えば辛いことや気持ちが落ち込んだり…(略)…私を思い出してね」


父親を支えているのが有香ですね



吟じます★お母さんみたいに張り切れない

2012年03月16日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・3月15日≫
…詩の清書の途中で逃げ出したので、続きを書くように促しました。
母親「起きろ~~~♪」
有香「私はお母さんみたいに~張り切れない~~~♪」



詩吟風に気持ちを吟じたのが面白かったので、途中から録画しました。
最後の言葉「それはね~、私はね~、こうちゃんみたいに飾る人なんだ~♪」の意味は、4年生のときに書いた詩「しっぽ」を読むと分かります。

 しっぽ

はたらく犬もいるねんで

こうちゃんは
かざる犬
何もしない
じーっと
かざる犬

はたらく犬はあたまの上に耳があり
きこえやすいやん
はなもビョ-ンってながくて
どろぼうがきたら
ほえないけどかんだり
しっぽでペンペンってたたく

こわいでー
めっちゃこわい

こうちゃんは耳がだらーっとなってるから
ふたしてるねん

こうちゃんはたまにほえるだけ 

友チョコ

2012年02月14日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・2月14日≫
有香は数日前からバレンタインを気にしていました。

…玄関に入りながら
有香「お母さん、Sさんが来ます」
母親「本当?」
有香「連絡帳を見てください」

…SさんとKさんが3時50分ごろ、チョコレートを届けに来てくれる旨のメモが連絡帳に貼ってありました。とても綺麗な文字と丁寧な文章に、もうすぐ中学生って、こんなにしっかりするんだなぁ~と驚きました。

 手作りの可愛らしいお菓子





母親「チョコレートをもらえて良かったね」
有香「良かったよ~~~

今日はあいにくの雨模様でしたが、女の子たちが傘をさして元気に歩く姿を車窓から見かけました。
放課後、チョコを渡しにあちこち訪問するのが、小学生のバレンタインの過ごし方なんですね

ハイレベルは難しいからスタンダードにしよう

2012年02月14日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・2月13日≫
…○○ゼミのDMが「絶対に申し込まないので、もう送らないでください」と電話したくなるほど届きます。有香は毎回喜んで見ています。


有香「ハイレベルは難しいからスタンダードにしよう」
両親 


有香「楽しみながら苦手をつぶす買って」
両親 


有香「仕方が無い、自分で電話しよっ」

節分

2012年02月04日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・2月3日≫
有香と節分会に行きました。

「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまきますが、この鬼とは、外から来るものではなく、自分の心の中にあるものであると教えてもらいました。
自分中心の心、怠け心、執着…などなどです。
最初に「鬼は外」で心の中の鬼を払って綺麗になった心に、「福は内」で福が入るのだそうです。

自分がお豆をいっぱい取ることに必死になるのも、自分さえ良ければ良いという悪い心。
周りの人がもらえているかどうかに気を配ることが優しい心。

有香がいっぱい豆をもらって「楽しい~」と喜ぶ姿を見て「周りの人が取れているか、見渡してごらん」と言えませんでした。
私自身の自分中心の弱い心(鬼)です。

前や横や後ろの方々(見知らぬ人)が有香を気にしてくださって「もらえた?」と声をかけたり、お豆をくださったりしました。

帰宅後、話し合いました。
母親「有香ちゃん、鬼はどこにいるんだった?」
有香「心の中」
母親「勉強したくないとか、怠けたい…という心の中の鬼を退治しましょうね」
有香「はい」

レッドで

2012年02月03日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・1月28日≫
…有香がテレビの通販番組で掃除道具の紹介を熱心に見ていました。
父親「何見てるの?」
母親「さっきからずっと、スイブルスイーパーの紹介を見てる。何回も何回も繰り返して宣伝してるのよ」

…画面に電話番号がでました
有香「電話していい?」
父親「電話して何言うの?」
有香「レッドで

…テレビ画面では赤と白のスイブルスイーパーが紹介されていました
母親「有香ちゃん、商品名を言わなければ、色だけ言っても分からないよ

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結局、何時に行くことになったん?

2012年01月29日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・1月29日≫
…父親と母親で何時に出かけるか話し合っていました。
母親「何時に行く?」
父親「何時にしよう」

…しばらくしてから
有香「結局、何時に行くことになったん?」

「結局」みたいな難しい言葉も上手に使えるようになりました。
敬語や謙譲語なども使い分けるようになったので、もう、話し言葉に関する心配はほとんどありません。
これからは『その言葉が、その場面にふさわしいか?誰かを傷つけないか?』などについて考えて、言葉を選べるように…親子共に気をつけたいと思っています。


私だけ文みたいになる

2012年01月29日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・1月29日≫
…体育の授業で跳び箱をやっているそうです。
有香「皆はタッタッタ、パン、ピ(ポーズ)。私はタッタッタ、ピョン、ポテ。私だけぶんみたいになる」
母親「ぶんって何?」
有香「漢字の文よ」
母親「どういうこと?」
有香「点が頭で、一が手」
母親「交差している部分が足なん?」
有香「そう」
母親「自分でそう思ったの?お友だちに言われるの?」
有香「言われるよ~、あの子、文やって

跳び箱を跳ぶ時、体が跳び箱の端にあたってこけて、文の字が寝ているような状態になるのだそうです (あくまでも有香の話なので、真偽は分かりません)