学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

私がゴキブリみたいだった

2011年07月17日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・7月16日≫
…祖母の布団にボールペンで落書きをしたので、足をバシッと叩いて怒りました。
母親「どうしてこんなことをするの
有香「
母親「ほんまにアホやねぇ」(関西のアホはバカとはニュアンスが違います)

母親「どうするの、おばあちゃんに黙って帰るの?」
有香「謝る

有香「おばあちゃん、○△※□…
祖母「何?どうしたの?」
有香「おばあちゃんの大切な布団に落書きしてごめんなさい
祖母「どこ?」
祖母「記念にとっておくわ

母親「悪いことって分かっているでしょう。今度からは絶対にダメよ。おばあちゃんが許してくれたから、もういいです
有香「はい


…夜になってから
有香「叩くんやったらゴキブリがいいんちゃう?」
母親「有香ちゃんは?」
有香「(叩かれたら)死ぬわ」
母親「有香ちゃん、家の物だったらまだいいけど、人の物にあんなことをしたら絶対にダメよ。悪いって分かっていてやったんでしょう?」
有香「…」
母親「何で怒られるって分かっていてやるの?」
有香「…」

有香「私がゴキブリみたいだった

2~3日前、スプレー(殺虫剤)をとりに行く暇がなかったので、ゴキブリを新聞紙で叩きました。当然ながら、有香をゴキブリほど激しく叩いたわけではありませんが、自分とゴキブリを重ねて考えたようです
(普段、有香に手をあげることはありません)