学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

東京ディズニーランド

2012年11月28日 | 旅行・おでかけ
≪24年11月25日≫




有香には生まれて初めてのディズニーランドです。母親は25年ぶりぐらいかな
バスの吊り輪やテールランプがミッキーだったり、モノレールの装飾も可愛くて驚きました。
チケットも可愛いんですね。


楽しめたアトラクション
 
アリスのティーパーティー
あまり面白そうに見えませんでしたが、乗ったらとても楽しかったです。父親と母親がすごいスピードで回転させたので、降りたら有香はフラフラで「目が回る~」と言っていました。 

バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
父親より10000点以上の高得点が取れたため、嬉しかったようです。


怖がったアトラクション
ピーターパン空の旅
「怖い怖い」と叫んでいました。

ミッキーのフィルハーマジック
母親としては、これが有香にとって一番楽しめるアトラクションと思ったのですが、違いました
有香は時々手で映像をつかもうとしていたので、見えてはいたようです。
音の大きさとライオンが怖かったそうです。
後列の幼児が泣き叫んでいました。楽しいアトラクションに思いましたが、子供によっては怖く感じるんですね。

私の誤解★ゲストアシスタンスカード

2012年11月28日 | 旅行・おでかけ
≪24年11月25日≫
急にディズニーランドに行くことに決まったので、何の準備も出来ませんでした。ただ、数年前にある人のブログで『ゲストアシスタンスカード』のことを知ったので、療育手帳は持参しました。

私はゲストアシスタンスカードの発行には、チケットと手帳が必要だと思っていましたが、違いました。自己申告でした。
母親「ゲストアシスタンスカードをお願いしたいのですが」
係りの人「あなた(本人確認)ですか?」
母親「いいえ、外にいます」
係りの人「並ぶことは難しいですか?」
母親「はい…」
発行してもらったものの、『並ぶことが難しい』という定義について疑問がわきました。現在の有香を『並ぶことが難しい』と言えるのか…。


申込みの際に、各アトラクションで質問を受けました。
印象的だったのはピーターパン空の旅で「万が一の事故の時には梯子で降りていただくことになりますが大丈夫ですか?」です。
アトラクションが停止した場合、誘導はあるでしょうが、脱出は自己責任で…との意味のようでした。


帰宅してから調べました
・旧ゲストアシスタンスカードは、障害者の家族が、『ホワイトカード(アメリカのディズニーワールドのカード)』の導入を東京ディズニーランドへ切望し、度重なる折衝の上2000年4月に実現した画期的なカードだった。
・障害者の特権ではなく、出来る限り健常者と同じサービスを受けられるようにサポートする制度である。
・本来はスタンバイ列に並んでいることになっているので、その時間帯に他のアトラクションの使用は出来ない。(食事やショッピングは自由)

ゲストアシスタンスカード
「待てないこと」を障害のサポートとして対応することに対する考え方
毎日新聞 毎日新聞 2002年11月1日
東京ディズニーランドにおけるホスピタリティ


手帳を持っている人に対するサービスではない…ということが分かったので、次回はもう少しわきまえた使い方をしたいと思います

「何なめるん?」

2012年11月27日 | 言葉の記録 中学生
≪中1・11月25日≫ ディズニーランドにて
…若い母親が3歳ぐらいの女の子を怒っていました。
若い母親「てめ~、なめんなよ!」

有香「何なめるん?」
母親「人間」
有香「そりゃ~あかんわな。そりゃ~怒るわ」
母親「人間を本当になめるのではなくて、『馬鹿にするな』っていう意味よ」


…夜、母親の言葉に対して
有香「お母さん、本気で怒るよ
母親「有香ちゃん、そういう時に『なめんなよ』って言うねん。だけど、有香ちゃんが『なめんなよ』って言ったら、皆がびっくりするからダメよ」

東京ベイ舞浜ホテル

2012年11月27日 | 旅行・おでかけ
≪24年11月23日≫
…24日、東京に展覧会を見に行くことになりました。有香に日帰りは無理だろうと思いホテルを検索。3連休の土曜日とあって、なかなか空室が見つかりませんでした。

父親「一つあった」
母親「どこ?」
父親「千葉県」
母親「千葉
父親「ディズニーランドの近く」
母親「そこに泊まってディズニーランドに行って帰る?
父親「そうしようか」

どうにか最後の一部屋(3人1部屋)を予約できました


≪11月24日≫
展覧会で思いのほか時間がかかり、ホテルに着いたのは19時ごろでした。
部屋に入るとベッドが2つ
大人3人分の料金を払ったのに…と思いましたが、こんなものか…と思いました。




…お店を見てからレストランへ。
レストランは家族連れでにぎわっていました。お土産をいっぱい持った人や、キャラクターのカチューシャや帽子かぶっている人などを大勢見て、ディズニーランドを満喫したような気分になりました。

母親「もうディズニーランドに行ったような気がしない?」
有香「しない

22時過ぎに部屋に戻ると、フロントから「客室の準備に手違いがありました」との電話がありました。
責任者がお詫びに来られ、最上階の客室に移動することになりました。



アップグレードされた客室のドアにはクリスマスのリースがかけてあり、3階には無かった加湿器とミネラルウォーターが置いてありました

苦情を言ったわけではないのに、気がついて、対処してくださり、有り難かったです

支援学校バンザイ!★誕生祝いカード

2012年11月27日 | 学校・友だち
≪24年11月22日≫
随分前から、「22日は誕生会」と、とても楽しみにしていました。
前夜には「何を歌おう?」と選曲に悩んでいました。
全員が歌うわけではないようですが、有香はマイクで歌うと決めていたようです。

 表紙
下校後、とても嬉しそうに、このカードを見せてくれました。
私はカードを頂けるなんて想像もしていませんでした。


開いてびっくりしました。


先生のコメントが素晴らしくて、温かい気持ちになりました。

 裏表紙


学校で誕生会をすることには、一人ひとりの命を大切にする…という、大きな意義があると感じました。



お友だちへの手紙

2012年11月22日 | 学校・友だち
≪24年11月21日≫

 SYさんからもらった手紙

リビングでお誕生日のお祝いのお手紙を読むとすぐに、二階の自分の部屋に行きました。
しばらくして降りてくると、お返事のお手紙を見せてくれました。



内容が大丈夫なのか?少し心配になり、シールで封をしてあったのですが、許可を得て読ませてもらいました。
自分のことを「ゆかちゃん」と書いている以外は、きちんとしていました。
驚いたのは、5年生のときによく三人で一緒に遊んだSSさんのことに触れて
「SSさんにもよろしくね」と書いてあったことです。


文章が変になるときも、もちろんありますが、一人で手紙が書けるようになりました

小学校時代のお友だちからのお手紙

2012年11月21日 | 学校・友だち
≪24年11月21日≫
5年生のときに書いた詩で詩集『雨』、6年生のときに書いた詩で詩集『雷』を作りました。
(小学校4年生のときの詩集 → 虹がでた)

有香には5年生・6年生と同じクラスになった、とっても素敵なお友だちがありました。
有香は彼女のことが大好きでした。
彼女なくして、普通学級に在籍したまま卒業を迎えることは出来なかったと思います。
彼女は卒業と同時に横浜に引越しました

『雨』と『雷』には、彼女のことを書いた詩が数点あります。
彼女の写真を見ては「会いたい~」と、寂しがっています。
会えなくなって8ヶ月になりますが、今でも彼女の存在はとても大きいです。
誰かに「好きなお友達は?」と聞かれると「Sさん」と答えています。




「Sさん」

かわいい
本当にかわいい
ムギューしたい気分
Sさんは重いけど抱っこできる
おんぶもできる

Sさん大好きよ
本当に好きだよ

Sさんはいいにおい
ハァーいい香り
ハァーいい香り
ハァーいい香り

Sさんと遊んで楽しかったよ
本当にありがとう

(6年生・5月15日)


「Sさん」

Sさんはとても優しい子
私はSさんになりたい
Sさんのお父さんと結婚して
Sさんと一緒に暮らしたい

一緒に学校にも行けるし
ワクワクしそう

でも
Sさんのお母さんが泣く
しくしくしく

しょうがない 
あきらめる
あぁ~あ 残念無念

(6年生・5月22日)


「めっちゃめっちゃめっちゃめっちゃ めーっちゃ悲しい」

めっちゃめっちゃ めーっちゃ悲しい
何で行っちゃうの?
友だちなのに
悲しい悲しい かぁーなしい

何で行っちゃうの?
何で何で なぁーんで行っちゃうの?
めっちゃ悲しいよー

Sさん何で横浜に行っちゃうの?
行かないでほしい
Sさん一生の友だちって言ったよね
何で横浜に行っちゃうの?
くやしいくやしい くーやしい

(6年生・2月2日)



そんな彼女から、お誕生日のお祝いのお手紙が届きました。


 

 
嬉しくて絶叫でした