学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

横浜旅行

2011年01月31日 | 旅行・おでかけ
≪5年生・1月29日~30日≫

Aちゃんの家を訪問し、一泊させて頂きました。
「肉食系」の有香のために、すき焼きをご馳走してくださいました。

それにしても、数年前まで知らなかった人の家に、以前からの友人のように子連れで泊まりに行くって、不思議なことですね。
よそ様のお家でご家族と一緒に、遠慮も緊張も無くお酒を飲んだりお食事をしたりテレビを見たり…。
有香に出会わなければ、私の人生で起こりえなかったことだと思います。

今日、NHKの番組で『親孝行』について取り上げていました。
その番組を観て、「私は有香から大きなプレゼントをいくつも貰ったなぁ~、有香ってすごい親孝行だなぁ~」と思いました。


朝食のピザ作り。大好きなハムを思いっきりのせていました。


「美味しい、美味しい」と大喜びで頂きました。



…中学生のお姉ちゃんと有香の印象的な会話
有香「どうしてこうなるか分からない」
お姉ちゃん「分からない時はね、分解すればいいよ」
有香「分解って何?」
…お姉ちゃんはパズルを使って分解について説明してくれました

「分からない時には分解すればよい」
お姉ちゃんの言葉に目からウロコが落ちました。


Aちゃんファミリーの皆様、中華街で出会った皆様、有難うございました。


………

Yukaのおもちゃ箱   ことばの記録


何番線?

2011年01月31日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・1月29日(土)≫

有香と二人で横浜へ行きました。

 新神戸


新幹線での有香の一番の楽しみはお弁当です。


新横浜から地下鉄に乗りました。当然ながら知らない土地では、標識の文字や矢印を見て、案内に沿って歩きます。
東京駅を歩く時など、いつも『有香がこの標識などを頼りに乗り換えることができる様になるかな?』と思います。
東北新幹線はあっち、山陽新幹線はこっち、中央線はあっち…。まあ、一人旅をするようになるかどうかは分かりませんが。


≪1月30日(日)≫
…新横浜で地下鉄を降り、新幹線に乗り換えるときに有香が言いました。
有香「何番線?」

今まで外出の折には、行き先や目的以外の細かい説明をせずに連れ歩いていました。将来一人で乗れるかどうかと思う前に、教えることを積み重ねなくてはならないんだと、はっとしました。


母親「切符にのぞみ55号、12号車、16番って書いてあるでしょう」


母親「上を見てごらん、のぞみ55号って書いてあるでしょう。だから、このホームで乗るの」


母親「こっちを見て、12号車って書いてあるでしょう。だからここから乗るの。13号車なら、あっちから乗るの」

12号車に入り、有香に16番を探してもらいましたが、通り過ぎました。

物語★蝶々

2011年01月28日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・1月28日(金)≫
公文のカードの蝶々を見て、物語を作りました




蝶々が葉っぱの家でじーっとしてた
寝てた
「グーグー」
寒いからじーっと寝てた

蜂が寒いのに蜂の巣で蜂蜜を食べていた

蝶々が目を覚ました
パタパタパタ
花の蜜をすいに行った
「チュッチュ」
花から葉っぱに飛んだとき
ズボッ
こけて羽を怪我した
「痛い」
「エーン」

蜂がびっくりしました
「何の音だろう?」
飛びながら言いました
「どこにいるのかなぁ~」
「あっいた」

蜂が蝶々を病院に運びました
蝶々の羽は治りました

蝶々は楽しくなりました
「ありがとう」
蜂も嬉しくなりました
「もう怪我をしないでね」
「もう怪我をしないからね」

蝶々と蜂は葉っぱの家で一緒に住むようになりました

物語を作る

2011年01月26日 | 学校・友だち
≪5年生・1月≫

国語の授業で物語を作ることになりました。
四枚の写真から一枚選び、イメージを膨らませて、物語を作ります。
有香が選んだ写真は、なぜか?虫のカマキリ。

国語の教科書

有香が学校から持ち帰ったプリントには下記のように書いてありました。

登場人物
かまきり めだかちゃん きつつき

季節


場所
はっぱ

事件
(記載なし)

これから少しずつイメージを膨らませ、物語を作ります。

かまきりめだかきつつきが春に葉っぱの上でどうするんだろう?
だいたい、めだかが葉っぱの上にいたら死んでしまう。
かまきりきつつきに食べられるんじゃないの?
と思い、どんな物語を作るつもりなのか、有香に聞いてみました。整理すると…

登場人物 
かまきりの女の子(名前はめだかちゃん)
きつつきの男の子

季節 


事件
・春一番の風で、めだかちゃんのお父さんとお母さんとお姉ちゃんと妹が吹き飛ばされてよその国へ行ってしまった。
・めだかちゃんは家族を失い、一人ぼっちになってしまった。


物語
「助けて~、飛べないよ~、あぁ~」
めだかちゃんのお父さんとお母さんとお姉ちゃんと妹がよその国に飛ばされてしまった
めだかちゃんは
「家族がほしいよー、エーン」と泣いた

それを上から見ていたきつつきがパタパタパタと助けに来た
「だいじょうぶ?」
「私はね、本当に家族がほしいの」

きつつきは困って言いました
「しょうがないから結婚しよう」
「うん、いいよ」

結婚の準備が始りました
一週間後に結婚しました
二週間後に赤ちゃんが生れました
めだかちゃんは家族ができてうれしくなって「ウッキー」となきました


………

夫婦で大笑いしました。将来、絵本が書けたら良いなぁ~と思いました。

ランプ

2011年01月21日 | 学校・友だち
12月の学校公開デーで図工の授業を観たとき、次回の授業からランプの製作をすることを知りました。
ランプには一面に自分の名前を入れるとのことでした。
板を切って、自分の名前を残します。自分の名前を残すためには、名前の文字同士に重なる部分が必要で、かつ、ランプの周囲にも名前の文字がひっついていなければなりません。
このデザインはYukaには難しいと思ったので、母親が下書きを作りました。



≪5年生・1月17日≫
学校公開デーで、書初めと共に体育館に展示されていました。
人それぞれに工夫があり、どのランプもとても綺麗でした。

≪5年生・1月20日≫
持って帰って来ました。













百人一首大会

2011年01月21日 | 学校・友だち
夏休みの宿題に百人一首の暗記がありました。
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
この一首だけ覚えさせました。(一生懸命取り組みませんでした)

1月の行事予定を見て、百人一首大会があることを知り、覚えさせなきゃいけなかったんだと少々焦りました。
ゆかに確認すると、4ヶ月前に覚えた持統天皇の歌をまだ覚えていました。
でも、一首では心もとないので、一枚札の「むすめふさほせ」の中からもう一首覚えさせることにしました。
「むすめふさほせ」狙いの子どもたちが多ければ、作戦は失敗に終わりますが、とにかく、2首だけでも確実に取れるように練習しました。

新たに選んだ歌
村雨の 露もまだ干ぬ 槙の葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮
母親「“む”と聞こえたら“きりたちのぼるあきのゆうぐれ”を取るのよ」
母親「“はるすぎて”と聞こえたら“ころもほすてふあまのかぐやま”を取るのよ」

≪5年生・1月20日(木)≫
…玄関でのこと
Yuka「ただいま」
母親「お帰り。百人一首はどうだった?」
Yuka「一枚取れました」
母親「良かったねぇ~。何の歌を取ったの?」
Yuka「忘れた」

…父親が帰宅してからのこと
母親「ゆかちゃん、百人一首で一枚取れたんだって」
父親「そうなん、一枚取れたん」

≪1月21日≫
…朝
母親「私は中学の時に校内の百人一首大会で優勝したことがあるけど、お母さんたちが喜んだような記憶がない。ゆかちゃんが一枚取ったことがこんなに嬉しいのにね」
父親「本当に取れたのかな?取らせてくれたのかな?」

…父親の出勤後
母親「ゆかちゃん、百人一首大会では、誰かが『ゆかちゃん、これ取り』って言ってくれたの?」
Yuka「違う。自分で取った」
母親「何の歌を取ったの?」
Yuka「え~と、我が衣手に雪は降りつつ 」
母親「君がため 春の野に出でて 若菜摘む っていう歌?」
Yuka「そう、それ」
母親「ハイって取ったの?」
Yuka「黙って取った」