学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

ボンジュール?ニイハオ?

2012年01月30日 | お稽古ごと★ピアノ・英語・プール・詩吟
≪6年生・1月28日≫
…2月に詩吟の練成会に参加して、舞台で歌うことになりました。有香はトップバッターです。
母親「まず最初に、日の丸(国旗)にご挨拶(礼)をするんだって」
有香「ボンジュールって?」
母親「違うよ
有香「ニイハオ?」
父親 


結局、何時に行くことになったん?

2012年01月29日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・1月29日≫
…父親と母親で何時に出かけるか話し合っていました。
母親「何時に行く?」
父親「何時にしよう」

…しばらくしてから
有香「結局、何時に行くことになったん?」

「結局」みたいな難しい言葉も上手に使えるようになりました。
敬語や謙譲語なども使い分けるようになったので、もう、話し言葉に関する心配はほとんどありません。
これからは『その言葉が、その場面にふさわしいか?誰かを傷つけないか?』などについて考えて、言葉を選べるように…親子共に気をつけたいと思っています。


私だけ文みたいになる

2012年01月29日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・1月29日≫
…体育の授業で跳び箱をやっているそうです。
有香「皆はタッタッタ、パン、ピ(ポーズ)。私はタッタッタ、ピョン、ポテ。私だけぶんみたいになる」
母親「ぶんって何?」
有香「漢字の文よ」
母親「どういうこと?」
有香「点が頭で、一が手」
母親「交差している部分が足なん?」
有香「そう」
母親「自分でそう思ったの?お友だちに言われるの?」
有香「言われるよ~、あの子、文やって

跳び箱を跳ぶ時、体が跳び箱の端にあたってこけて、文の字が寝ているような状態になるのだそうです (あくまでも有香の話なので、真偽は分かりません)

one more TV で大喧嘩

2012年01月25日 | 学校・友だち
≪6年生・12月25日≫
カナダの友人宅にいたときのことです。

…夜、有香が一階から二階に来ました。その後ろをすぐにEちゃんが追いかけて来て、二人はバスルーム(バス・トイレ・洗面所の広い空間)に入りました。その直後、二人の泣き声が響いてきました。急いでバスルームに行きましたが、ドアには鍵がかかっていました。
母親「有香ちゃん、開けて」
有香「嫌~

…Eちゃんの父親であるGさんが鍵を開けてくれました。バスルームに入ると、まず目に飛び込んできたのは、床に落ちていた有香のめがねです。二人はそれぞれ、激しく泣いています。
母親「どうしたの?」
有香「Eちゃんがone more TVって言ったけど、私はもう眠たいから、歯を磨きに来たんや
母親「それで?」
有香「Eちゃんがこれ(プラスチックの箱)を投げて、ここ(おでこ)にあたったんや
母親「それで、めがねが飛んだのね」
有香「違う。投げたんや

…有香のめがねを奪って投げる子供がいるので、まさか?と思いつつ聞きました
母親「Eちゃんが投げたの?」
有香「違う。私が怒って投げたんや
母親 
有香「ストレスがたまる

有香の話によると、「one more TV(もう一つビデオを見よう)」と「もう寝る」で意見が合わず、喧嘩になったとのことでした。
それにしても、まさか怒った有香が自分のめがねを床に投げるとは思いもよらす、笑ってしまいました。
状況判断では想像もつかない経緯に、本当のことは聞かないと(言わないと)分からないとも思いました。

有香には兄弟がいないので、当然ながら兄弟げんかの経験がありません。
本当の姉妹のようなこの喧嘩こそ、何よりのクリスマスプレゼントのように思いました。


これからテストの時、○○十一面って書くわ

2012年01月23日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・1月15日≫
…私の兄の家族と兄が釣った河豚を食べたときのこと
義姉の母親「あら、有香ちゃん、良い所にほくろがあるね。仏様と同じよ


河豚が美味しいと気づいたようで、思いっきり食べました。


≪1月22日≫
…映像を見て
有香「この人私と同じや。この人誰
母親「十一面(観世音菩薩)様よ」
有香「これからはテストの時、○○十一面って書くわ」

…有香の無理な要求に対して
父親「十一面様やって思ったら腹が立てへんな



白毫の位置にあるほくろ

飲み込まれそうになった

2012年01月22日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・1月21日≫
…こども家庭センターの手前の横断歩道で、強い風に傘を取られそうになったことを思い出して
有香「飲み込まれそうになった」
父親「何に?空に?」
有香「違う、傘」
母親「傘に飲み込まれそうになったの?」
有香「そう」

強い風にあおられバタバタする傘の柄を、手で必死に押さえる様子を想像してください

有香のこだわり

2012年01月20日 | 家庭生活
≪6年生・1月20日≫
昨日の発達検査で、「何かに対して、こだわりがありますか?」と質問されました。
その時には思いつかなかったのですが、発達検査が終わって有香の姿を見た瞬間、唯一のこだわりを思い出しました。

チャックは上まで上げないと気がすまない
ボタンは全部はめないと気がすまない

朝、目が覚め布団から立ち上がると、まず最初にパジャマのボタンの外れている所をはめます。
私はその様子を見ながら、「すぐに脱ぐんだから、わざわざはめなくても良いのに」と思います。口には出しません

登校するとき、ジャンバーのチャックを必ず上まで閉めます。首が苦しかろうにと思いますが、口には出しません


敬礼

2012年01月20日 | 家庭生活
≪6年生・12月20日≫
空港の通路を歩いていたとき、こっちを向いて立っていらっしゃる警備員さんの様子に「あれ?」っと思い有香を見ると敬礼していました

大学の守衛室の前を通るときなども、敬礼をされるので、「もしや?」と隣を見ると有香が敬礼しています

警察官や警備員さんなど、制服を着ている人に対して何故か敬礼します。
一年以上続いているブームです。

まな板たたいてトントントン

2012年01月18日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・1月17日≫
ワーキングメモリを増やすために、一緒にお料理をしました。
母親「スープに牛乳を200CC入れて」
…有香が計量カップに牛乳を入れました
有香「ぴったり入れました」
知らない間に、200CCが分かっていて、きっちりと計ってくれました。

…母親がまな板でジャガイモを切り、有香がスープを混ぜていました。
有香「お母さん、キッチンのオーケストラや」
母親「何?」
有香「まな板たたいてトントントン、なべを混ぜてシャカシャカシャカ」
母親「それからどんな音があるの?」
有香「フライパンがジュージュージュー」
天才かもと思ったら、歌だそうです。有香が歌ってくれました。



有香「大きくなったらコックさんになれるかな?」
母親「なれるんじゃない?」
有香「自分が食べるんじゃない、美味しいお料理を食べさせてあげたいの