学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

水彩色鉛筆&色鉛筆

2011年09月18日 | 製作
≪6年生・9月17日≫
祖父が以前購入しただけで使っていなかった水彩色鉛筆と色鉛筆を貰ってきました。






準備が簡単なので手軽です。



水彩絵の具より細かく描けます。


 
水彩色鉛筆で描く

 
筆で水を塗る

 
乾かす

 
筆で水を塗った直後

 
乾いたあと



三菱鉛筆 ユニカラー 72色セット
クリエーター情報なし
三菱鉛筆


ステッドラー カラトアクェレル水彩色鉛筆 24色セット 缶入り
クリエーター情報なし
ステッドラー

24色ぐらいあった方が楽しいのかな?


夏休みの工作

2011年07月21日 | 製作
≪6年生・7月21日≫
夏休みの工作に、リビングで有香の荷物が散乱しないようにするための箱と暖簾を作ることにしました。



ひたすらダンボール箱に紙を貼っていきます。


なぜなのか?メモ帳・便箋などに、文字が書けるのに、上記のような落書きをします。主にテレビを見ながら、速記のような感じで書いています。
今回、捨てるに捨てられなかったこれらのメモ帳を貼ることにしました。
全体に貼りおわってから、装飾をする予定です。



暖簾
チラシで暖簾を作ることにしました。

チラシを束ねて、カッターで二等辺三角形にカットします。


1000個以上作る予定。今日カットしたのは約200枚です。


一枚ずつ巻いていきます。根気が要りますが、有香には楽しいようです。チラシに向って注意を与えながら巻いています。
有香「まっすぐにしなさい!池にほるよ!」


巻き上がり

 有香の手
紙の厚さや巻き方で大きさが若干変わります。


結構頑張って約50個出来上がりました。目標は1000個以上なので、1日50個作っても、最低20日はかかります。


ビーズと組み合わせて暖簾にしようと考えています。

21年4月2日(木)

2009年04月03日 | 製作
今日はわたしはいまからおふろに入ります。
おとうさんは本をよんでいます。
わたしはおかあさんが白くなった夢を見た。
こわいよ。
こわいよ。


※未明に「怖い夢を見た。お母さんがお化けになった!」と叫びながら母親の布団に入ってきて、
寝ている母親を確認し「良かった。」と言いました。
朝食の時に聞くと、母親が白い骸骨のお化けになっていたそうです。


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ビーズをひもに通します。





通すのに飽きたら選手交代。左側に並べてあるビーズの順番通りに、ビーズを渡してもらいました。
中指と親指でつままずに、人差し指と親指でつまむ様に促しました。
(※ダウン症児は人さし指を使わない人が多い)





これは完成後の写真です。
ビーズのひもを付けるためのフックを壁に打ち付ける時、YUKAがやりたがりました。
脚立に乗って金槌を打つ作業で危ないし、高い位置なのでYUKAには届かないし、釘を変に打たれて仕上がりが汚くなると嫌だと思い「YUKAちゃんには出来ない!」と言うと、部屋を飛び出して行きました。

「出来ない!」と言われたのが嫌だったんだろうと思いYUKAの部屋に行くと、学習机の下にもぐってしくしく泣いていました。
「ごめんね。お母さんが悪かったね。」と言い抱き上げると「出来るのに~!」と大声で泣き始めました。
「高い位置だから危ないと思ったのよ。YUKAちゃんはカナヅチトントン(学校の図工)も作ったし、金槌が打てるんだったね。お母さんが悪かった。」
と、何度謝っても泣き止みません。近所に響くのではないかと思うような大声で泣きつづけました。
「好きなだけ泣くといいよ。」と言って、背中をトントンしながら泣き止むのを待ちました。


「言葉で言わないと分からないよ。これから学校が始まったら、学校でもそうよ。泣くだけでは伝わらないよ。言いたいことは言葉で言ってちょうだい。」と言うと
「私は支えてほしかった。」と言いました。

「YUKAちゃんには危ないから出来ない!」と言うのではなく、出来る様に、『脚立に乗ったYUKAを母親に支えてほしかった!』ということでした。
小さい頃はなるべく「出来ない!」と言って自尊心を傷つけないように配慮してきましたが、対等に話しをするようになると、こんな風に些細なことで傷つけてしまう…言葉には気をつけないと…と反省しました。

「高い所は脚立に乗ってもYUKAちゃんには届かないので、下にもう一箇所つけるので、それをYUKAちゃんに手伝ってもらうね。」と言うといつもの笑顔に戻りました。




YUKAの様子を見て、下記のアドバイスをしました。
①顔を近づけ過ぎると金槌で顔を打つから危ない
②金槌はもっと下の方を握る方が良い





教えたら出来ます。
指を打たない様にフックをセロテープで壁に仮止めしました。
出来ないと言わずに、やりやすい方法を考えれば良いだけのことでした。
出来上がりが綺麗とか汚いとか、失敗するとかしないとかに関わらず、やりたがることにはチャレンジさせる必要性を改めて感じました。




綺麗に仕上がりました。



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お隣のTさんからお土産に頂いたうどんのパッケージで状差しを作ることにしました。




形を整えました。




もっと全体に色紙を貼れないものかと思いましたが、YUKAがこれで良いと言うので完成です!


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状差し作りより、金槌を打ったことの方が面白かったそうです。





21年4月1日(水)

2009年04月01日 | 製作
今日は○○○なおちゃんのいえにあそびにいった。
おかしをたべた。
そのときあめがふってかみなりがなった。
こわかった。
こわかった。




  ひもにビーズを通す(3月31日)


  ビーズのひもに作品をかける


  詳細






下のおもちゃは、元々は壁にひもを渡して作品をかけるために考えた物(上記の写真)でした。
何本か作り、机に置いていたらYUKAが思いがけない遊び方をして、それがとても面白かったのです。



■動画 リボンのくっつき虫

■動画 戦うリボン?



21年3月7日(土)

2009年03月07日 | 製作
今日はじ石プリントがおわたらします。
おとうさんはいまおでかけです。
わたしはおかあさんはいま上でパソコンをしてました。


※おわたらします → 終わったらします

※じ石プリントがおわたらします → 絵日記と算数のプリントが終わったら、磁石を使って雑貨を作る約束をしていました。

※おかあさんはいま上でパソコンをしてました → 絵日記を書いている間に2階で算数のプリントを印刷していました。






リボンに磁石をつけました。こういう作業は大好きです。
整理整頓の道具として作ったのですが、思いがけずとても楽しいおもちゃになりました。


21年3月6日(金)

2009年03月06日 | 製作
今日はピアノにいきました。
となりのトトロをひきました。
りゅうはどんなにいきているのかな。
おかあさんはうえでぱそこんをしたるの。
はやくテレビをみたいのよ~
おはり


※りゅうはどんなにいきているのかな。 → 歌に出てくる魔法の竜のことだと思います。
※ぱそこんをしたるの → パソコンをしてるの
※おはり → 終わり



図工の作品(動物園)

形を作るのは担任の先生に手伝ってもらったそうです。


絵は1人で描きました。





21年3月5日(木)

2009年03月05日 | 製作
今日はピアノにいきました。
いえにかえってからビーズをひもにとおしました。
ごはんをたべました。
あたまがふらふらする

はやくテレビをみたいのよ~。
みすぎでもみたいのよ。
これだおしまい
たべてからべんきょうをするの
おしまいよ



※頭がフラフラしてもテレビを見たいそうです。
※これだおしまい → これでおしまい

21年2月27日(金)

2009年02月27日 | 製作
今日はわたしは本だなをつくりました。
たのしかった。
いえでペンキをぬりました。
本をのせました。
よるになりました。








※頂き物の絹の毛布が入っていた桐の箱を利用して作りました。
 本の落下を防ぐために、ビーズをひもに通してつけました。