学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

「1は満月」

2013年04月30日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・4月28日≫
母親「1/2+1/2は?」
有香「まんまる」
母親「そうよ、まんまるが1なの」
有香「と言うことは、1は満月か」
母親「そうよ」



写真は4月22日 「私、あほやろ?」★料理で分数 
1/2+1/2をはめながら、まんまるになったと思っていたんですね

≪中2・4月29日≫
母親「1/2+1/2は?」
有香「1」
母親「1/3+1/3+1/3は?」
有香「1」

「地の果てぐらい好き?」

2013年04月30日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・4月25日≫
有香「お母さん、私のこと好き?」
母親「好きよ」
有香「どれぐらい好き?地の果てぐらい好き?」
母親「地の果てってどこ?」
有香「空のずっと上」
母親「それは宇宙の果てでしょう」
有香「じゃあ、どこ?」

改めて考えると地の果てがどこか分かりません。

母親「地の果てってどこ?自分がいる場所の裏側?」
父親「南極とか北極じゃない?」

地の果てってどこでしょう?その人の考えにより違うのでしょうか??

「え~と今日は…分からん」

2013年04月30日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・4月27日≫
…だしまき玉子の最終工程は蓋をして一分待つことです。有香が蓋をしてから時計を見上げました。
有香「え~と今日は 分からん

25日の経験を通し、一分待つとは、秒針が一周することと理解したようです。
今日は、張りきって時計を見上げましたが、刻々と動く秒針を見て、どこから一周と決めれば良いのか判断が出来なかったようです。

「9からやね」

2013年04月30日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・4月25日≫
一人でレンジでだし巻きたまごを作っていました。
 容器に大さじ1杯の水と玉子を入れてかき混ぜる
 500ワットで40秒
 取り出して出汁を混ぜる
 また500ワットで40秒、素早く蓋をする
ここまでは完璧でした。

…蓋をしたら、一分待ちます。
有香「9までやね」
母親「今日は12よ
有香「?」
母親「昨日は9(45秒)から一分だったけど、今日は12(0秒)からだから、12までよ。一分待つのよ、秒針が一周回ったら一分よ」

時計を読む練習をしてきて、読めるようになったと思っていましたが、秒針のことは考えたことがありませんでした。  昨日の記事 → 「長い方?短い方?どっち?」★秒針




かぼちゃのコロッケ

2013年04月25日 | 家庭生活
≪25年4月14日≫
有香は、ほったらかしておくと、ユーチューブやテレビばかり見ています。声をかけると、お手伝いをしてくれます。テレビを見るより、一緒にお料理を作る方が楽しいそうです。


…かぼちゃをつぶしてもらいました。
有香「硬い」
母親「立ってごらん」
有香「何で立つの?」
母親「立ったら、体重をかけてつぶせるから」




チーズの分量を量ります。もう、風袋をぬくことは良く分かっています。


入れすぎたようです。重さを見ながら減らしていました。ちなみに、数字の並び方が分からなければ、増やせばいいのか、減らせばいいのかが分かりません。


塩・こしょうは全体に均等にかかるように、少し上からふるようにアドバイスしました。


小麦粉を薄くつけます。余分な小麦粉のはたき方を教えました。


手がべとべとすることは嫌いなようです。




不ぞろいですが、焼いたらとっても美味しかったです。


鶏肉を重ならないように並べてもらいました。

自分でお料理すると、格別に美味しいようです。



「耳たこは8回までや」

2013年04月25日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・4月24日≫
…有香が保育園時代にコンクリートのたたきでこけて舌を切った話を、数年にわたり、耳にたこが出来るぐらい繰り返します。
有香「○○君が同じ話を4回ぐらい繰り返すねん。耳だこや」
母親「お母さんなんか、有香ちゃんの同じ話を200回は聞いたわ。ほんまに耳だこや」
有香「えっ?蛸は足が8本しかないで。耳だこは8回までや」
母親「えっ、耳だこって、蛸と思っていたの?」
有香「うん」
母親「蛸じゃないよ」
有香「じゃあ、何?」

何と聞かれたら、説明が難しいですね。

『耳たこ』の解説
耳たことは「耳にたこができる」という慣用句の略である。ペンで文字を書き続けたときの指や歩き続けたときの足の裏には胼胝(たこ)が出来る。同じ話しを繰る返し聞き続けても耳にたこが出来ることはないが、耳にたこが出来るほど同じ話しを聞かされてうんざりしたという喩えとして、古く江戸時代から「耳にたこができた」という。昭和初期の書籍に耳たこと略した形が紹介されているが、口語としていつから使われているかは不明。意味は「耳にたこができる」と同様である。


「長い方?短い方?どっち?」★秒針

2013年04月25日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・4月24日≫

…『レンジでだし巻きたまご』を購入しました。自分で巻いた方が美味しいでしょうが、有香にも簡単に出来ます。最後に一分待って、型から抜きます。
母親「赤い針(秒針)が9のところにきたら、蓋をとってね」
有香「え~どこ?分からへん」
母親「9よ、赤い針が9のところにきたら、出すのよ」
有香「長い方?短い方?どっち?」

…秒針は一本なので、長いも短いも無いのにと思いながら時計の前に来て
母親「長い方よ



私は、秒針の短い方が時間を指すなんて、考えたこともありません 
私にとって当たり前のことが、有香には当たり前じゃないんですね。


詩「おすしのバイキング」

2013年04月25日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・4月24日≫




…久しぶりに詩と4コマ漫画を書きました。家で手巻き寿司を作って食べたのが、本当に楽しかったようです。
有香「明日この詩を(学校に)持って行って、どっかに貼ってもらおう。皆がワァ~って言ったら、幸せがこの詩に集まるねん」
母親「幸せが集まったらどうなるの?」
有香「詩がピンクに染まるねん」