学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

学校のお友達とお祭りへ

2010年07月30日 | 学校・友だち
≪5年生・7月29日≫

同級生に誘ってもらい、お祭りに行くのを楽しみにしていました。
たまたま昼に教科書のことで担任の先生からお電話を頂いたので、今日、Sさんたちとお祭りに行くことを伝え、『少し離れてついて歩いた方がいいか?離れた場所で待っていた方がいいか?』について聞いてみると、「Yukaちゃんが大丈夫なら、ついて歩かなくても大丈夫でしょう。」とのことでした。そこで、様子を見ながら、遠くから見守ることにしました。


集合場所には、お友達より先に着きました。SSさん、SYさん、SSさん(3人ともSさんなので区別をしようと思ったら、二人がSSさんでした)が来るのが見えたら、Yukaは3人めがけて走って行き、次の瞬間両手を広げてSYさんに抱きついていました。27日に会ったばかりなのに、空港で数年振りに再会した人のハグのようでした


午後6時40分頃、お友達とお祭りへ。


最初にジュースを買っていました。帰宅後の話によるとSYさんがお金のことを教えてくれたそうです。


綿菓子を買ってから、人ごみを離れて歩き初めました。何処に行くんだろう?と後ろからついて行くと、ホテルの方に曲がって行きました。ホテルの入り口近くに場所を確保して、皆で買ったものを食べていました。


途中で子どもたちを見失いましたこんなに大勢の人の中で、何の不安も無く目を離せる幸せを感じました。


午後8時過ぎに見つけました。SSさんに「何か困ったことはなかった?」と聞くと「困ったことはないよ、一緒にいると楽しい」と言ってくれました。
解散は8時半とのことで、写真を撮った後、子どもたちはまた屋台の方に消えて行きました。

帰宅してからYukaは「楽しかった!」と何度も言いました。買った小物などを見せてくれました。私自身もお祭りでSSさん、SYさん、Kさんのママとお話をすることが出来、嬉しかったです。


………

Yukaには100円玉を20個持たせていました。
私が見かけた買い物:グレープジュース・綿菓子・ラムネ
Yukaから聞いた上記以外の買い物:フライドポテト・小物
お財布の残金は752円でした。

よういうわぁ~

2010年07月29日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・7月27日≫

…スクールサポーターとか、ボランティアの先生について話をしていたときのこと

Yuka「国語とか算数とか体育の時に先生が来てくれる。」
母親「体育も?」
Yuka「だって私、体育で皆と同じことが出来ないでしょう。例えばバランスとか。バランスって分かる?」
母親「こういうこと?(体で表現)」
Yuka「そう。」
母親「バランスもとれないの?どんくさいんやね!」
Yuka「よういうわぁ~」

マナー違反

2010年07月28日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・7月26日≫

…Yukaと二人で買い物に行き、ファーストフード店で休憩をした時のことです。以前はファーストフードといえば、学生さんのアルバイトが主流だったと思いますが、年配の方が働いていらっしゃいました。その様子を何気なく眺めていました。

Yuka「お母さん。」
母親「何?」
Yuka「人のことジロジロ見たらあかんで。」

ジロジロ見ていたつもりは無かったのですが、指摘されて驚きました

歌詞の意味

2010年07月28日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・7月27日≫

歌のCDを聞いての質問です。


…『大きな古時計』を聞いて
Yuka「何でお別れ?」
母親「死んでしまったら体はなくなって、魂…、心だけが天国に行くから、もう時計とはお別れなの。」

 真夜中にベルが鳴った おじいさんの時計
 お別れの時が来たのを 皆に教えたのさ
 天国に昇るおじいさん 時計ともお別れ
 今はもう動かない その時計
 百年休まずに チクタクチクタク
 おじいさんと一緒に チクタクチクタク
 今はもう動かない その時計
 今はもう動かない その時計


…『さっちゃん』を聞いて
Yuka「さっちゃんって誰?」
母親「誰って?さっちゃんやん。小さい女の子の名前よ。」
Yuka「何で遠くに行くん?」
母親「お父さんの仕事の都合じゃない?」


…『クラリネットをこわしちゃった』を聞いて
Yuka「何で怒られるん?」
母親「お父さんが大事にしていたのに、壊しちゃったからじゃない?」

 ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない
 ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない
 パパも大事にしてたのに 見つけられたらおこられる
 どうしよう(オー) どうしよう(オー)
 オ パキャマラド パキャマラド パオパオ パンパンパン
 オ パキャマラド パキャマラド パオパオパ

手紙

2010年07月28日 | 学校・友だち
≪5年生・7月27日≫

お友達からもらった手紙と鉛筆が嬉しくて、夜に手紙を三通書いていました。


 SさんとSさんへ
おまつりあしたになったら、つぎのあしたになったらいくからね。
たのしみにまってるからね。


 Hさんへ(隣人)
だいすきよ
ねてるの、それともおきてるの。
わたしはいまからねるからね。

同級生のSさんと他クラスのSさんとバーベキュー

2010年07月28日 | 学校・友だち
≪5年生・7月27日≫

夏休みにはお友達と学校で会えないので、遊ぶ約束は出来ないと思っていましたが、プールで出会う機会があったために、同級生のSさんと他クラスのSさんをバーベキューに誘うことが出来ました。
約束の時間は17時~20時。バーベキューの後、花火をする予定にしていました。

 ひたすら肉を食べるYuka

熱さと煙と戦いながら焼いてくれる二人

…食べている時の嬉しくて不思議な会話
母親「二人は幼稚園の時からの仲良しなの?」
Sさん「はい。初めて会ったときから、なんか、仲良くなった。」

Sさん「最初は四人グループだったけど二人になり、Sさん(なぜかみんなSさん)が入って三人になり、Yukaちゃんが入って四人グループになった。」



バーベキューの後、家に入り、お土産に頂いたフルーツやゼリーを食べながら暗くなるのを待ちました。
Yukaが葡萄の皮が嫌だと言ったみたいで、二人はYukaのために丁寧に皮をむいてくれていました。



Yukaが少しでも色(紫・茶色)のついた部分があると嫌だと言ったみたいです。
Sさんの「ピンセットが要るよ~」という明るい声が印象的でした。



19時半頃から花火を始めました。お友達とする花火はとても楽しかったようです。




Sさんが持って来てくれたお手紙です可愛い鉛筆も頂きました。

YukaはSさんたちが帰ってから、頂いた鉛筆でSさんたちへのお手紙を書きました。日記も書き、ドリルまで持ってきました。
楽しい時間と頂いたお手紙と鉛筆のお陰で、俄然やる気がわいたようです。


今日は、同級生のSさんのママが送り迎えをしてくださいました
初めてお話をさせていただいたのですが、お子さんと同じくとても素敵な方でした

同級生のSさんと他クラスのSさん

2010年07月26日 | 学校・友だち
≪5年生・7月23日≫

プールで一緒だったお友達二人が遊びに来てくれました。私はこの二人の受け入れのよさに驚きました。
Yukaの「あ~したい、こ~したい…」という希望を「こう?えっ、こう??あ~そうか、なるほど、こうね!」と全て聞き入れてくれるのです。

座布団を二枚重ねて「跳び箱みたいに跳んで。」と言えば「Yukaちゃん低すぎるよ~」と言いながらチャレンジしてくれます。
木製のベンチを縦にして「跳んで。」と言えば「Yukaちゃん、今度は高さはいいけど長すぎるよ~」と言いながらチャレンジしてくれます。

お菓子を食べている時に「Yukaちゃん足長~い」という声がしたので、何だろうと?と思って傍に行くと、Yukaが机の下で足を伸ばして、お友達の足をつっついているようでした。
「やめて」と言わずに「足長~い」と明るく笑う姿に、上手に言葉を使うお子さんたちだな~と本当に感心しました

 モザイクは無くても良いそうです






プールの見学

2010年07月26日 | 学校・友だち
≪5年生・7月22日≫

泳力25メートル未満の希望者(4~6年生)を対象にしたプール教室を見学させていただきました。

まず驚いたことは、児童数が少ないのに先生方が多かったこと。
そして、先生方の『どうにか25メートルを泳ぎきらせよう』という熱意に圧倒されました。子どもたちの頑張りもすごかったです。

プールの中で指導される先生方も、プールサイドでアドバイスをされる先生方も、本当に一生懸命で、小学校の先生って、勉強だけでなく水泳まで、こんなに必死に教えるの?と、不思議にさえ思いました。

途中で、ズボンの裾をまくった校長先生がプールサイドに来られました。
校長先生は「先生の励ましと、一緒に頑張っている友達の力が大きいのです。だから普通の水泳教室とは違うのです。」という内容のことを仰いました。

ちなみにYukaが先生と一対一で潜る練習をしていた時、Yukaが潜ったら、先生だけでなく、隣のコースで泳いでいた6年生も拍手をしてくれていました。

本当に先生方の励ましと、お友達と共に頑張る力は大きいなぁ~と思いました。


プールが終わってからYukaに「校門で待っているから、一緒に帰ろうね。」と言うと、昨日送ってくれたお友達が「Yukaちゃん、一緒に着替えに行こう。」と言い、私に対して「Yukaちゃんと一緒に帰るから、お母さんは待ってなくて良いです。」と言いました。お家を聞くと、我が家とは学校を挟んで正反対の場所です。「悪いから、私が一緒に帰るから大丈夫よ。」と言うと「送りたいねん」と言ってくれました

炎天下悪いと思いつつ、有り難く、帰らせていただきました。
一旦帰宅してから、車で学校の近くの横断歩道まで様子を見に行くと、Yukaとお友達と3人で歩いて来るのが見えました。Yukaは手ぶらでした

お友達が「Yukaちゃんがプールバックが重いって言ったから」と言いました。炎天下、家と反対方向にYukaの荷物まで持って送ってくれながら、迷惑そうな雰囲気を微塵も感じさせないお友達に、言葉では言い表せない温かさを感じました。

また、別れ際にこの二人が「29日に一緒にP祭りに行かない?」と誘ってくれました。私が「いいの?」と聞くと、「一緒に行きたいから」とのお返事。

Yukaを連れて行けばややこしいだろうに、『一緒に行きたいから』と言ってくれるお友達
お友達の言葉を聞き、自分自身の言葉の使い方の反省をしました
これからは人に対して『○○してあげる』というような態度ではなく『私が○○したいのよ』という心で、何でもさせていただかなくては…と思いました。
子どもから学ぶことは本当にいっぱいあります。