学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

「隕石って何?」

2013年05月27日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・5月26日≫
有香「隕石って何?」
母親「宇宙の石じゃない?隕石なんて、誰に聞いたの?」
有香「九州でT君(まーごんの兄)と歩いてたら、隕石が落ちてた」
母親「えっ、隕石が落ちてたの。どんなんだった?」
有香「細い線がシューってついてた」

隕石
惑星間空間に存在する固体物質が地球あるいは惑星表面に落下してきたもののことである。そうした固体物質は濃密な大気中を落下するあいだに(熱くなり)気化してゆくが、気化せずに残ったものが隕石である。

「えっ、走って行ってないで」

2013年05月27日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・5月≫
…リビングでの会話
有香「お母さんは暇でいいね」
母親「有香ちゃんが小さいときは、有香ちゃんを連れて(療育に)走り回って大変だった」
有香「○○先生の所?」
母親「そうよ」
有香「えっ、走って行ってないで」
父親「走って行くんではないねん」
母親「よく行ったということよ」


走り回る : 用事をもって、あちこちと忙しく歩き回る。奔走する。

あいまいな言葉や、慣用句などは難しいですね。 →→→ 特別支援教育『保護者研修のつどい』



「太ってるってこと?」

2013年05月27日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・5月26日≫
…祖母の家で
祖母「肉付きがいいね」
母親「そうですね」

…帰宅後
母親「おばあちゃんが『肉付きがいいね』って言ってたよ」
有香「ライオンやからや」
母親「肉好きじゃない、肉が身体にいっぱい付いているってことよ」
有香「太ってるってこと?」
母親「そうよ」
有香「失礼や」


「これ、どんな香り?」

2013年05月25日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・5月25日≫
…洗濯をする母親の傍に来て
有香「これ、どんな香り?」
母親「読んでごらん」

有香「フルーティな シルキーソープの 香り」
有香「フルーティなシルキーソープの香りってどんなん?」
母親「果物の…シルキーな?分からん

有香「匂いしないで」
母親「蓋を開けないと匂わない


シルキーという妖精がいるそうです。
絹のようなという意味なのか、妖精にかけているのか…花王さんに聞いてみたい


「それがお願い」

2013年05月23日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・5月20日≫
有香は2年4組に在籍しています。担任の先生は3人でクラスメートが6人。
同じクラスに親友Nちゃん(ダウン症・女児)がいます。Nちゃんと有香の担当は同じ先生です。
Nちゃんはお話をすることが大好きで、話す内容の正確さには担当の先生も脱帽されています。
有香はあまり学校でのことを話さないので、私はNちゃんのお母さん経由で、普段のクラス内での様子(生徒の様子・先生の言動など)を詳しく知ることができています。
ちなみに、Nちゃんは帰宅すると、学校でのことを一部始終話すので、それを毎日聞かされるお母さんは大変みたいです

…下校後
有香「お母さん、Nちゃんから聞いた話だけど、T君が誰かの頭を叩いて、M木先生から怒られたって。お母さん、後でT君のお母さんに電話しといて」
母親「何て言うの?」
有香「今日は紙すきだったの。誰かの頭を叩いたの。そしたらM木先生が怒ったって」
母親「それで、お母さんが、それをT君のお母さんに話すの?」
有香「うん。それが私のお願いや」
母親「何でそれがお願い?」
有香「Nちゃんは楽しく紙すきがしたいの」
母親「それで、何でお母さんがT君のお母さんに言わなあかんの?」
有香「そのことをT君のお母さんに言わなかったら、先生が怒りっぱなしやねん。だからT君のお母さんに電話して欲しいねん」

もちろん電話はしませんでした
有香には『親が注意してもT君の行動がすぐには変わらない…』ということが理解できないようです。
(作業学習を通して、時間をかけて学んでいきます)
Nちゃんと有香、いろんなことを話し合っているようです 楽しい中学校生活です。

「怒るときは、もう少しボリュームを小さくして」

2013年05月20日 | 言葉の記録 中学生
≪中1・3月13日≫
…冷蔵庫の生肉を食べたので、厳しく怒りました。
母親「死ぬよ
有香「お母さん、怒るときは、もう少しボリュームを小さくして」
  (略)
母親「馬刺しは生で食べる肉なの」
有香「じゃあ、馬刺し買って」
母親「いつもいつも馬刺しなんて買えません」
  (略)
有香「これからは、お母さんがいる時は、『この肉をフライパンで焼いてね』って言うわ」
母親「いない時は?」
有香「飲み物飲んどくわ」