学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

算数の支援

2010年04月28日 | 学校・友だち
≪5年生・4月27日≫

算数の時間に、他クラスの担任の先生と一緒に勉強したそうです。
先日、校長室で先生方と話し合う機会がありました。
その時に、その先生が「S(Yukaの担任の先生)が中心ですが、学年の担任全員でみていきます。」と仰いました。

私はそのお言葉を、非常に有り難く、嬉しく頂戴いたしました。
他クラスの担任の先生からの支援が有るとか無いとかではなく、そういう気持ちを持っていただけることだけで、本当に嬉しかったのです。
そして、今日、実際に、他クラスの担任の先生と算数の学習が出来ました。

感謝でいっぱいです。

お笑い芸人、Yukaの励まし

2010年04月28日 | 家庭生活
いつ頃からか覚えていませんが、Yukaは母親に元気がないと思うと、色々と芸をして笑わせようとします。
私はYukaに向って、言葉で「今日は嫌なことがあった。」などとは言いません。
しかし、母親の様子を見て『元気がないなぁ~、ちょっと笑わせとこ。』と思うようです。
父親に対してもそうです。人を思いやる、とても繊細な心を持っています。

突然、母親の前に表れて繰り出してくる芸に、いつも笑ってしまいます。

2010.3.25  動画 2010年3月25日

校長先生と担任の先生方と支援クラスの先生との話し合い

2010年04月23日 | 学校・友だち
≪5年生・4月23日≫

ボランティアさんがいない日の、Yukaの学習方法について、校長先生・担任の先生・他クラスの担任の先生・支援クラスの先生と母親とYukaで話し合いました。
私にとって校長室は3年生の2月以来でした。

校長先生の温かい人柄、Yukaに向ける眼差しの優しさ、Yukaにとっての最善の方法を考えてくださる配慮に、夢ではないかと思うほどです。
また、支援クラスの先生もとても優しい先生で、ふわっと心が温まります。
他クラスの担任の先生が仰った「S(Yukaの担任の先生)が中心ですが、学年の担任全員で(Yukaちゃんを)見ていきます。」というお言葉にも、感謝でいっぱいになりました。
担任の先生も若くて熱意があって、とても優しい先生です。
校長先生を中心にした先生方の“和”と、学年の担任の先生方のチームワークの二つの“和”を感じました。

校長先生のお話を伺い、Yukaが普通クラスで身につけたものは『豊かな感情』であったと思いました。人と同じように出来ない悔しさを感じることも、また大切なことであったと思いました。

約1時間お話をして、今後の方針が決まりました。

校長先生と先生方は校舎の玄関から、私とYukaが校門を出て見えなくなるまで見送ってくださいました。

恵まれた環境を無駄にしないように、Yukaと共に学習を続けたいと思います。


プライド

2010年04月22日 | 学校・友だち
≪5年生・4月20日≫

学校での様子をボランティアの学生さんから詳しく聞きました。

この日、Yukaは休み時間にK学級(支援クラス)のプレイルームで、ボランティアの学生さんと一緒に遊んだそうです。遊び自体はとても面白かったのに、そのことを母親に伝えないで欲しいと言ったそうです。

そのことについて、Yukaと話し合いました。
母親「どうしてお母さんに言わないでって言ったの?」
Yuka「だって、お母さん『K学級に行きなさい』って言うでしょう?」
母親「K学級に行くのは嫌なの?」
Yuka「プレイルームで遊ぶのは楽しいけど、K学級で勉強するのは嫌。5年1組が良い。」
母親「そうなの。」

また、母親に心配をかけまいと、本心を言わない傾向があるので、勉強についてもじっくりと聞いてみました。
母親「国語と算数が難しくない?」
Yuka「難しくない。」
母親「本当のことを言って良いのよ。本当はどう思っているの?」
Yuka「…。」
母親「お母さんはYukaちゃんのために、どうしたら一番良いかを考えたいの。」
母親「お母さんを困らせたらいけないと思うの?」
Yuka「うん。」
母親「勉強が難しいと言ったら、お母さんが悲しむと思うの?」
Yuka「うん。」
母親 「大丈夫よ。お母さんには本当の気持ちを教えて。」
母親「国語の時間つまらない?」
Yuka「うん。」
母親「じゃあ、M先生(ボランティアの学生さん)が来ない日は、お母さんが行って、一緒に勉強をしようか?」
Yuka「ううん。」
母親「お母さんじゃダメ?」
Yuka「お母さんが来たら、友だちが『授業参観じゃないよ!』って言う。」
母親「お母さんが来たことを、お友だちに見られたら嫌なのね。」
Yuka「うん。」
母親「じゃあ、別の教室で、皆に分からなかったら良いの?」
Yuka「うん。」


私の高校生時代、高2まで必修だった物理などはほとんど理解できませんでした。物理の授業が終わり、休み時間に理解できた生徒が理解できていない生徒に説明する姿や、「分かった!」と湧き上がる歓声を聞いても、「私にも教えて?」と、その輪に入りたい気持ちすら起こらなかったことを覚えています。分からないし、分かりたいとも思えない。まったくチンプンカンプン。
現在のYukaが、そんな感じなのではないかと思います。

それにしても、やはり5年生。校内で母親と一緒にいる姿をお友だちに見られるのは、恥ずかしいんですね。思春期の入り口ですね。


ボランティアさんがいない時間(算数・国語)の学習方法が今後の課題です。

ボランティアのお姉さんにメール

2010年04月22日 | 家庭生活
≪5年生・4月21日≫

メールを打つのが早くなりました。



「明日“はじめてマカロン”の説明書を探すので、一緒にマカロンを作りたい。」という意味だと思います。
送信してから返信が来るまでの間、携帯をすぐ横に置いて待っていました。



返信が来て、喜びました。自分で読んでいました。

『マカロン作ったらかんそうきかせてね』と書いてあるから、明日一緒には作れないことを説明しました。
母親「学校から帰ったら4時でしょう。5時からピアノだし、明日は作れないよ。また学校が早く終わった時にね。」
Yuka「分かった。早い時ね。」


会話もメールも、相手をしてくれる人の存在がとても大切だと思います

ボランティアさんと夕食

2010年04月22日 | 学校・友だち
≪5年生・4月20日≫

予定
・家庭訪問のため学校が1時半に終わるので、ボランティアのお姉さんにYukaと一緒に下校してもらう。
・2時に担任の先生が家庭訪問に来られる。
・学校に私が作った教材を持って行って、ボランティアさんと学習をしても良い…ということになったので、ボランティアさんに手作り教材の使い方を説明をする。
Yukaとボランティアさんでマカロンを作る。



マカロン作りを非常に楽しみにしていましたが、なぜか作り方の説明書が行方不明になり、マカロンは作れませんでした。



予定を変更して近くのファミリーレストランに行き、食事をしました。
Yukaはボランティアのお姉さんの隣に体が重なるほど接近して座り、大喜びでした

メールを打つ 2

2010年04月21日 | 家庭生活
≪5年生・4月19日≫

メールが打てるようになりました。Yukaの世界が少し広がりそうです。


母親がボランティアの大学生さんにメールをしました。 マカロンが作りたい理由


返信です。


Yukaから「“が”はどうやるの?」と聞かれたので濁音の打ち方を説明すると、一人で「ありがとう」と打ちました。


ボランティアさんに、Yukaが一人で打ったことをお伝えしました。


自力でメールを打てることが嬉しいようで、またメールをしました。


ボランティアさんからの返信。


Yukaからの返信。


ボランティアさんからの返信。


Yukaからの返信。

メールを打つ 1

2010年04月21日 | 家庭生活
≪5年生・4月18日≫

Yukaが携帯メールの打ち方を聞いてきたのは4年生の2月9日です。
丁寧に教え、父親からのメールに「ありがとう」と返信をしました。

その後まーごん母さんにメールを送りたいと言ったので携帯を貸すと、「今」だけ文字で、後は全て絵文字のメールを作りました。文字を打つのは大変なんだなぁ~と思いました。

 初メール

2010.2.9 動画(4年生・2月9日)

※まーごん母さんの名前の部分の音声をカットしたため、途中で音が途切れます。


………………



その後、時々、まーごん母さんやご長男のT君からメールを貰い、Yukaの口頭での返事を母親が代理で打ち、Yukaは絵文字を選び、返信をしていました。


ピアノの発表会の朝T君から貰ったメールに、一人で文字を打ち返信しました。
2月9日以来、文字の打ち方の説明はしていません。

意味不明の絵文字メールに返信をくれ続けたまーごん母さま、ありがとう
相手をしてくれる人がいるから、意欲が出るんだよね。
本当にありがとう
数年後のまーごんからのメールには必ず私が返信しますからね