学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

第4回 兵庫県燦々優勝者決定詩吟大会★動画

2013年03月24日 | お稽古ごと★ピアノ・英語・プール・詩吟
≪中1・3月23日≫

練成会以外で、初めて舞台で吟じました。
絶句や誤吟もなく、最後まで吟じることができました。
やはり舞台は違いますね。お稽古とは別人の真剣な表情で吟じました。
ジュニアの部のエントリーは38名でした。

今後の課題は、腹筋を使うことかな?と思います。
お腹に力を入れて発声すると声にハリがでます。

担任の先生が、聴きに来てくださいました。
「感動しました。他の先生方にも聴いてもらいたかった」とのお言葉を頂き、とても嬉しかったです。


佳賓好主(かひんこうしゅ)  佐藤一齋 

月は梅花を訪うて 好主と爲し
梅は月影を邀えて 佳賓と作す
佳賓好主 兩つながら雙絶
管領す黄昏 一刻の春

つきはばいかをとうて こうしゅとなし
うめはげつえいをむかえて かひんとなす
かひんこうしゅ ふたつながらそうぜつ
かんりょうすこうこん いっこくのはる


…出場前
有香「緊張する」
詩吟の師匠「みんな同じよ。みんな緊張するの。有香ちゃんだけじゃないよ」

…終わってから
有香「歌い始めたら、恥ずかしいのも緊張も吹っ飛んだ」


有香は入賞(優勝・準優勝・準々優勝者以外)の表彰状を頂きました。
有香にとって「表彰状頂く」ということは、周囲が想像するより、はるかに大きな喜びです。
達成感を得、自分に自信を持つことができるのだと思います。

赤いスイートピー ★ ピアノ教室にて(動画)

2013年03月22日 | お稽古ごと★ピアノ・英語・プール・詩吟
≪中1・3月19日≫
この頃ピアノ教室で赤いスイートピーを歌っているそうです。
今日は先生が‘赤いスイートピー’を用意してくださいました。


有香「これがスイートピーなん。初めて見たわ」
先生「初めてってことはないでしょう」


有香「良い香り」




佳賓好主(かひんこうしゅ) ★ 詩吟

2013年03月13日 | お稽古ごと★ピアノ・英語・プール・詩吟
有香が習いたいと言い出して始めた詩吟。
今では父親と母親も一緒に習うようになっています。
家族で同じ趣味を持つことは共通の話題が出来るので楽しいです。


3月20日にコンクールに出ます。
間延びするのが現在の課題です。

佳賓好主(かひんこうしゅ)  佐藤一齋 

月は梅花を訪うて 好主と爲し
梅は月影を邀えて 佳賓と作す
佳賓好主 兩つながら雙絶
管領す黄昏 一刻の春

つきはばいかをとうて こうしゅとなし
うめはげつえいをむかえて かひんとなす
かひんこうしゅ ふたつながらそうぜつ
かんりょうすこうこん いっこくのはる

【字解】
佳賓好主 佳い賓客(ひんかく おきゃく)と好い主人
月影   月の光
邀    まちうける むかえる
雙絶   好一対のすぐれた風景
管領   支配する 自分のものとする
黄昏   ゆうぐれ、たそがれ

【意解】
月は美しく咲く梅の花を訪(おとず)れて(照らして)とても良い主人だとし、
梅の花は月影をむかえてとても良い客だとする。
佳(よ)い客と好い主人(月と梅)は好一対のすぐれた風景をもたらし、
春の夕暮れの一時(ひととき)をわがものとしているのである。

初舞台(詩吟)

2012年02月13日 | お稽古ごと★ピアノ・英語・プール・詩吟
≪6年生・2月12日≫
詩吟の初舞台の日です。
男性はスーツ、女性はそれに順ずる服装(スカート)とのことで、有香にはスーツを着せました。

開会の辞の後に国歌の斉唱があったので気づいたのですが、有香は国歌を知りませんでした。
今は小学校で歌わないんですね…。

国歌の後に、会歌の合吟がありました。
  友と交わり師を尋ね 礼儀を重んじ
  吟哦朗詠 比倫 嬉しむ
  研鑽怠らざるも 遅功有り
  切磋休むなく 替衰 無し
  (後略)

  友と交わって親しみ、師の門をたたいて教えを乞い、
  師友親密ななかにも礼儀を重んじながら、
  詩歌を高らかに歌って共々に楽しんでいる。
  吟については、それぞれに深く極めようと努力は重ねているものの、
  人によって進歩の遅い速いなどはあるが、
  互いに励ましあって向上に努めているので…(略)

少し前に、勉強を教えて頂いている先生が「10月の終わりぐらいから、何故か分かりませんが、有香ちゃんの勉強する態度や言葉遣いが良くなりました」と仰いました。
詩吟が関係するのかもしれません。



なんと有香はトップバッター。吟題は「春簾雨窓(しゅんれんうそう)」です。
きちんと挨拶をして、漢詩を間違えることも忘れることもなく、最後まで歌えました。 
詩「詩吟」






60名弱の吟が終わってから、懇親会があり、食事のあとにカラオケでサザエさんを歌いました。
歌う人が多かったので、皆さん2番までとのことでしたが、有香だけ最後まで歌わせて頂きました。知らなかったのですが、サザエさんは結構長い曲でした。


会場の皆様から温かい拍手を頂き盛り上がりました。 

ハロウィンパーティー

2011年10月30日 | お稽古ごと★ピアノ・英語・プール・詩吟
≪6年生・10月30日≫
英語教室のハロウィンパーティーに参加しました。
もう、脱力して?仮装には力が入らなくなったので、先生から衣装をお借りしました。

パーティーとお片づけが終わってから、お友達のかつらを貸してもらいました。




似合いますか?
怖いですか?


ゲームでお菓子をいっぱい頂き、楽しかったようです。


早口を改善する方法

2011年10月18日 | お稽古ごと★ピアノ・英語・プール・詩吟
有香の一月遅れで詩吟を始めた男の子(ダウン症・5年生)のママから聞いた話ですが、9月に周囲の大人から「何を言っているのか分かるようになった」と言われる様になったそうです。そして10月に入り、同級生から「何を言ってるか分かるようになった」と言ってもらえるようになったそうです。
詩吟の先生から、発音や息の出し方を習っているそうです。

私は子供の頃からとても早口で、中学生の頃には、授業中に発表をしても「早すぎて分からない」と言われることが多々ありました。
成長につれ、ゆっくり話すように心がけてはきましたが、周囲の人の話ではまだ早いそうです。特に、言葉の頭が聞き取りにくいそうです。
先日、詩吟の先生から、よいアドバイスを受けました。(子供の頃に、教えてもらいたかったです)
例えば「あした」という時、いきなり「あした」と言わずに、先にの口を開け、その後、息を出すと、言葉の頭がしっかり聞き取れ、よい間も作れるそうです。また、言葉に強弱をつけやすくなります。
今、上記に書いた男の子も、このことを練習しているそうです。(口を開けてからでは発音できない言葉もあります)

また、文章を読むときには、
例えば「帰る」の場合「か え る」や「か える」ではなく、「かえ る」という様に、漢字の部分は続け、送り仮名の部分はほんの少し間をあけると、聞き取りやすくなるそうです。

ダウン症児には、早口の人がいます。言葉が不鮮明な上に早くなると、周囲には分かりづらくなります。母音の口の形をしっかり開けて、お腹に力を入れて発音する練習をすると良いそうです。
お腹を使えば張りのある声になるそうです。





発音を良くするために★動画

2011年10月05日 | お稽古ごと★ピアノ・英語・プール・詩吟
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詩吟の先生に、発音の練習もさせて頂いています。
と言うか、発音が良くなければ歌えません。

練習を見ていて気づいたこと
・口の形を決めないから音が不明瞭になる。
・口を閉めないから音が不明瞭になる。
・お腹に力を入れないから音が不明瞭になる。


有香が詩吟を習い始めたすぐ後に、5年生のダウン症の男の子も習い始めました。
わずか2ヶ月で、男の子の不明瞭だった言葉が、随分明瞭になりました。
ママの話によると、多くの人から「言葉がよく分かるようになった」と言われるようになったそうです。「皆は時期的な成長だと思っているけれど、明瞭になったと言われ始めたのが、詩吟を習い始めてからだから、絶対に詩吟の効果だと思う」とのことでした。

必ずしも、詩吟を習えば発音が良くなると言う意味ではありません。けれども、良い指導者に適切な指導して頂くと、発音は向上するようです。

発声で「ん」が抜けないために

2011年09月17日 | お稽古ごと★ピアノ・英語・プール・詩吟
詩吟では引き続き 春廉雨窓 のお稽古をしています。


 春廉雨窓    
     頼鴨
春自往來人送迎   
愛憎何事別陰晴   
落花雨是催花雨   
一様檐聲前後情   

春は自ずから往来し 人は送迎す
愛憎何事ぞ 陰晴を別つ
落花の雨は是 催花の雨
一様の檐声 前後の情


今日先生が「が抜ける。が抜けるのは、口を閉じないから」と仰いました。
 いせい(陰晴)
 えせい(檐声)
 ぜご(前後)
の三箇所について、の後に、きっちりと口を閉じて歌う練習をしました。

確かに、の後に口を閉じると、発音にめりはりが出ます。
会話に於いても同じだと感じました。ちょっとしたことで言葉の聞き取りやすさがアップするようです。


過去記事 → 詩吟★春廉雨窓(動画)