学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

プロだから

2011年08月31日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・8月30日≫
…夕食の準備中
有香「手伝う」
母親「手を洗ってきて」
有香「エプロンは?」
母親「(暑いので)エプロンはいいよ」
有香「いる。プロだから」

エプロンをして手伝ってくれました。お料理のプロなら、エプロンは必需品ですね


言える語彙数が300語を越えたのは3歳10ヶ月でした。 最近も日々、語彙が増えていきます。
(語彙数が約300語を超えた頃、「パパ、会社に行った」などと、名詞と動詞を組み合わせ、3~4語で文章を構成して話すようになるそうです)


余談
赤ちゃんのときにお世話になっていた安藤忠先生が、有香が1才の頃に「この子は三大しゃべりになる」と仰いました。
意外と楽天家の私は「世界で三大?日本で三大?」などと考え、『大丈夫なんだ、しゃべれるようになるんだ!』と思い、ゆったりと構えることが出来ました。
時が流れ、そこそこに話せるようになった年長の夏、安藤先生にお会いする機会があったので、思い切って尋ねてみました。

私「先生は有香が1才の頃、この子は三大しゃべりになると仰いましたが、この子の何を見て、そう仰ったのですか?」
安藤先生「そんなこと言った?覚えてない。口からでまかせだ

安藤先生のリップサービスを真に受けた私
でも、そのお陰で、あせらずに過ごせました

風が上から下に吹いてくる

2011年08月31日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・8月31日≫
夏休みの最終日、親子共に生まれて初めてのぶどう狩りに行きました。


…想像していたのと、本当のぶどう狩りはイメージが違ったそうです。
母親「どんなふうに思っていたの?」
有香「高い木が1本あると思ってた」


…ぶどう畑はぶどうの木で日陰になっていて、涼しかったです。ござを敷いて寝転ぶと、とっても良い気持ちでした。
有香「風が上から下に吹いてくる」

夏休みの反省

2011年08月31日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・8月30日≫
学校の宿題の一つ『夏休み生活予定表』の最後に【夏休みの反省】と【お家の人から】という欄があります。

…有香に【夏休みの反省】を書くように促しました。
有香「反省って何?」
母親「こうしとけば良かった…ということよ」


≪8月31日≫
何気なく、夏休み生活予定表を開き、【夏休みの反省】の欄を見たら、

  カナダに行きたいです。

と書いてありました。
今年の夏休みはカナダのEMMYさんの家に行き、湖のキャビンに連れて行ってもらう予定で、楽しみにしていたのですが、父親の職場の移転、その他にも気がかりなことがあり、残念でしたが諦めました。
有香の夏休みの反省は、カナダに行けなかったことのようです
来年は中学生。カナダでひと夏過ごしたい気分です。

絵と詩でつづる夏休みの思い出、完成

2011年08月29日 | 学校・友だち
≪6年生・8月28日≫

4年生の時から夏休みに作っている『絵と詩でつづる夏休みの思い出』が完成しました。詩を書いたのも、絵を描いたのも有香ですが、書かせる親もちょっと大変です。

 表紙 星の観察(南阿蘇)



 詩「カラオケ」



 詩「○○さんの家のプール」


 詩「私はペンギンになりたい」


 詩「海は広いな」


 詩「パソコン」


 詩「ミンミンミンミン ミー」


 詩「水玉模様」


 詩「節電」

4年生 絵と詩でつづる九州旅行記
5年生 絵と詩でつづる夏休みの思い出 

アフリカ

2011年08月29日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・8月28日≫
…有香の父親は怒らない人です。(心の中は分かりません)親にも私にも有香にも声を荒げることはありません。有香は父親から怒られることは一生無いと思っています。なので、時々、祖父(母親の父)がいかに厳しかったか、どんだけ怒られたか…について話します。

母親「もし、怖いお父さんだったらどうする?」
有香「歯ブラシと切符、着替え、パジャマを持って行く」
母親「どこへ?」
有香「アフリカ」
母親「アフリカ行って何するん?」
有香「一泊泊まって、次にカナダへ行く」
母親「カナダでどうするん?」
有香「100回泊まる。それから、お父さんとお母さんが納まったらここへ帰る。で、それから一緒に暮らそうね」
母親「アフリカではどこに一泊泊まるの?」
有香「ホテル」
母親「カナダではどこで100回泊まるの?」
有香「○○さんの家」

夏休みの工作、完成

2011年08月29日 | 学校・友だち
≪6年生・8月28日≫

苦労(根気が必要)しましたが、完成しました。
とても綺麗です。途中であきらめずに頑張らせて良かったです。

関連記事 
夏休みの工作 
負けるな一茶これにありって言われても負けそう


竹の棒に穴を開けてビーズを通した紐をくくりました。
ビーズの紐は全部で40本です。40本の長さを均一に整える作業に時間がかかりました。

 厚みのあるシールで装飾



  
完成




写真で麻ひもに通しているビーズは直径8ミリです。知らない間に、こんなに小さいビーズにひもが通せるようになっていました。
有香が1才の時に作ったペットボトルの棒挿しに使ったビーズの残りなので、感慨深い物があります。

2才のときに作ったひも通しのおもちゃ → YUKAのおもちゃ箱

おつりの有無

2011年08月27日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・8月26日≫
…金曜日には夕方詩吟に行き、その足で鍼灸院へ行きます。他に患者さんがいらっしゃらない日には、お金の練習をさせてもらっています。

有香「いくらですか?」
先生「2480円です」
有香「2480円だって」

…1000円札を2枚、100円玉を4枚、50円玉を1枚、10円玉3枚を有香に渡しながら
母親「1000円、2000円、2400円、2450円、2460円、2470円、2480円。有香ちゃん、2480円ですって言われて、2480円払ったら、おつりは有るの?無いの?」
有香 「?」

…有香が2480円支払いました。先生がレシートを手渡しながら仰いました。
先生「(レシートの)下におつりって書いてあるでしょう。何て書いてある?」
有香「?」
先生「(レシートの)下を見てごらん。何て書いてある?」
有香「ゼロ(\0)」
母親「有香ちゃん、2480円ですって言われて、2480円払ったらおつりは無いの」


買い物に行くと、レシートと一緒におつりを受け取ることが多いので、買い物をすれば必ずおつりがもらえると思っているようです。
千円とか1万円など、言葉としては知っていますが、1000円でどれぐらいの物が買えるとか、1万円の価値などはまだ分かっていません。

負けるな一茶これにありって言われても負けそう

2011年08月26日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・8月25日≫
もう工作の提出を諦めていましたが、ブログを見てくださっている方から「暖簾の完成も楽しみにしております♪」というメールを頂いたことと、やはり、決めたことはやり遂げて、爽やかに2学期を迎えなければ…という思いから、最近、工作の完成を目指して毎日必死です。

製作しているのは暖簾。材料のビーズは、以前、有香に色や数を分からせるために使ったビーズを流用したり、買い足したりしました。

 流用したビーズ

 
色合わせのおもちゃなどの残りのビーズ


…一緒にビーズを紐に通しながら
母親「お母さん10年前、有香ちゃんに物事(色など)を分からせようと思って必死やった」
有香「えっ、お母さん必死やったん?それは有難うございました」
母親「お母さん、努力したのよ」
有香「有難う。私、何か、嬉し泣きしそうや」
母親「嬉し泣きって何?」
有香「笑いながら泣くねん」
母親「嬉し泣きっていうのは、嬉しくて泣くことよ。笑いながら泣くことではないよ」

…数時間やり続けました
有香「もう疲れた。腕がぐちゃぐちゃ」
母親「腕がちぎれてもやり。負けるな有香ちゃん」
有香「負けるな一茶これにありって言われても負けそう。降参です」
母親「負けるな一茶ここにありって何で知ってるの?」
有香「違う。え~と、え~と、最初何やった?」
母親「やせ蛙」
有香「やせ蛙負けるな一茶これにあり」

有香の指摘を受け検索すると「やせ蛙負けるな一茶これにあり」でした。いつから間違えていたのか分かりません。

…父親が帰宅
母親「やせ蛙負けるな一茶の続き知ってる?」
父親「ここにあり」
母親「これにありだって。さっき有香に指摘され調べたら、有香の言うとおりだった」


【8月26日・補足】
有香の持っているカードには「やせ蛙負けるな一茶これにあり」と書かれていますが、「やせ蛙負けるな一茶ここにあり」もあるようです。どっちが正しいのでしょうか?

大丈夫や、人間の格好している

2011年08月24日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・8月23日≫
…最近、有香が以前に比べると太ってきました。私も、太ってきました
父親「お母さんも気をつけないと、有香のことばかり言えないよ。後姿を見たら小熊みたい

…寝室から呼ぶ声が聞こえました
有香「お母さ~ん」
母親「何?」
有香「顔見せて」
有香「熊じゃない。私と同じ顔や
母親「今の話は、顔のことじゃない。体のことよ

…母親の体を見渡して言いました
有香「大丈夫や、人間の格好している