湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

♡ 年に1回しか食べないウナギ(鰻)

2016年07月31日 23時13分31秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
昨日(30日)が今年の土用の丑の日でしたが、
私の宿直勤務と重なったので、
今日の夕食にウナギを食べることになりました。

  ※気軽に食べられる値段ではないので
    我が家でウナギを食べるのは年に1回、
    土用の丑の日の頃だけです。
    そうかといって、
    日頃食べたいと渇望しているわけではありません。
    口に入れているときは美味しいと感じますが、
    養殖ウナギのウジャウジャした映像や、
    底を這いずり回って何でも食べる
    貪欲な生態を想像すると、
    あまり食指がうごかないのです。


店に食べに行くつもりでしたが、
どの店も繁忙期の今は予約を受け付けておらず、
先着順に席に案内しているとのことだったので、
持ち帰りの弁当にしました。

  Web情報で店を比較して注文しておきました。
  片道10kmもある店でした。

「うなぎの徳永 北部店」

  ※熊本地震で壊れた屋根にブルーシートが被せてあります。

  ※熊本市内には
    "トクナガ" と名が付く鰻屋さんが他にも幾つかあります。
    「うなぎ とくなが」,「うなぎ割烹とくなが」,etc.
    経営者は異なるようですが、
    老舗の名前を勝手に真似たのでしょうか?

店の駐車場は満車でした。
  整理の方に『注文品を取りに来ました』と断って、
  臨時に停めさせてもらいました。

店に入ってビックリ。
店内には席が空くのを待っている人が50人ほどいました。
外にも溢れていました。
持ち帰り弁当にして正解でした。

  今の時期に食べたからといって
  特に違いがあるわけでもなし(*)。
  そんなに苦労してまで食べなくてもよいものを ・・・
  と思いましたが、
  考えるてみると私もその仲間の端くれでした。

   * : ウナギは脂がのる冬のほうが
      断然美味しいそうです。


「うなぎの徳永」さんの包装紙には
創業大正11年と書いてあります。


  ※「うなぎ・料亭とくなが」さんのWebサイトには
    明治23年創業とありましたので、
    「うなぎの徳永」さんのほうが
    名前を真似されたのでしょうか?。


これが、丼には入っていない
「上どんぶり弁当」 3,100円(税込)


これが「せいろ弁当」 3,300円(税込)

  ※このまま蒸されるので
    底板に穴が開いた木の折箱に入っています。

昔のものに比べると
"建ぺい率" (ごはんに占めるウナギの面積割合)が
低くなったような気がします。
立体的にも薄くなったように感じましたが、
今日の弁当はオフクロのおごりでしたから、
有りがたく、美味しくいただきました。

  少しは精がついたでしょうか ・・・
      確認する術はありません