湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ スーパー証券マン(元)に焼いていただいたお好み焼き(肥後亭)

2016年07月18日 13時00分26秒 | ちょっとした出来事?
   Oさんとの月例飲み会のことを書いた
   先月の拙ブログ記事の最後に
   「意外な店主にお遭いすることになります ・・・ 」
   と書いていましたが、
   これはその店についての話しです。


Oさんと別れた後、
R18出入り禁止(?)の歓楽街の近くにある
お好み焼き屋さん「肥後亭」に入りました。
裏通りにある店の前は暗く、人通りもまばらです。

  ※このお好み焼き屋さんは
    Webサイトで熊本市内の飲食店を検索していて
    偶々ヒットした店です。
    "安くて美味い" ということで載っていましたが、
    入るのはもちろん初めてでした。


カウンターに座って入口方向を撮ったところです。

店内を見渡しても他にお客様はなく
厨房に夫婦と思しき中年の男女が隣り合って
作業をされていました。

良い気分に酔っていたので
瓶ビールと「うまかお好み焼き」(店推奨)を頼みました。

  グラス1杯しか飲めそうになかったので、
  店主と思われる男性にも勧めました。
  受けてくれました。


店主からの『熊本の方ですか?』
という問いかけから始まり、
話しが弾んでいきました(?)

  ※酔っていたので
    「弾んでいた」と錯覚していたのかもしれません。
    私の話しは、呂律は回っていたと思いますが
    支離滅裂だったかもしれません。
    

店主の話しでは、
 脱サラしてお好み焼き屋を始められたとのことでした。
 証券マンとして出世街道の先頭を走っていた絶頂期に
 業界のモラルに失望して、自らの意思で辞められたとのこと。
 
  ※「エリート証券マンからお好み焼き屋店主へ」という
    夫婦写真入りの5段抜きの新聞記事(コピー)も
    見せてくれました。
    日興証券のトップセールスマンだったそうで、
     (入社2年目で全国一位の売上げ)
    トヨタ株を推奨していた現役証券マン時代には
    業界で「トヨタバカ」と揶揄されていた、
    という記事も ・・・

裏返しできそうになった「うまかお好み焼き」



他に客がいなかったこともあり
金融政策やTPP(アメ○カの陰謀)を批判する話しにも
触れられました。
FRB、そしてロッ○フェ○ーやロス○ャイ○ドの名前も
出てきました。
  ※店主によれば
    ロッ○フェ○ーもロス○ャイ○ドも同じ穴のムジナだとか。


「国の機関でもないFRBがドル札を刷りまくれる ・・・」
というような話になったとき、
私が
『FRBの通貨発行権は数年前に契約切れになったのでは?』
『日銀が国債を買ってしまえば国の借金がチャラになるのでは?』
などと素人の質問をしましたが、
何という答えが返ってきたか、よく憶えていません。

 正体を失わないうちにと、
 『またきます』と言って会計を済ませ、
 タクシーで帰りました。


 ちなみに、
 「肥後亭」で私がいただいた「うまかお好み焼き」(700円)は
 馬スジ煮込みが入ったものです。
 家で作るものと違いフンワリとした食感で
 軽く腹に入っていきました。


  店主が昨年出された本の宣伝をされていたので、
  今度行ったときにサインをもらおうと思い
  翌日Webで調べました。
 
   タイトル:投資するなら知っておきたい 世界の金融の裏側
   著者:永田 東   ←「肥後亭」店主

    Amazon に1,250円で出ていましたが、
    Kindle版だけのようだったので買うのをやめました。