先日(4日)の拙ブログ記事で
九州では有名な「小城羊羹」のことを書きましたが(*)、
今度は「株式会社虎屋」さんの羊羹です。
* : その記事
「陣太鼓」を買えず「小城羊羹」を買う <2016.7.4>
頂き物の小形羊羹です。
だいぶ前に頂いてあったものですが、
とらやの羊羹は賞味期限が長いので
大事にとってあったようです。
やはり虎屋さんの羊羹は
1年は十分食べられるようです。
5種類ありますが、1本ずつしかありません。
せめて一人2種類は味わえるようにと、
それぞれを半分に切りました。
私が食べたのは
「夜の梅」(小倉羊羹)と
「空の旅」(白小豆入り羊羹)。
緑茶で頂きました。
羊羹に合う飲物と言えば
直ぐに「緑茶」が思い浮かびますが、
意外やコーヒーにも合うそうです。
昨年開催された「ミラノ万博」では
甘い「小城羊羹」と苦い「珈琲」を
組み合わせて味わうというワークショップが
好評だったそうです。
「虎屋」さんはパリにも店があるようです。
和食ブームにあやかって
和菓子(羊羹,生菓子,落雁,etc.)も
世界に広く認知されていけば面白いのですが ・・・
・・・・・・・・・・・ ギャラリー 052 (虎の絵 + ) ・・・・・・・・・・・
ライセンス(3点とも): (パブリック・ドメイン)
何れも
「ジャン=レオン・ジェローム」さんの絵です。
(Jean-Léon Gérôme)
■タイトル:虎(Tiger on the Watch)
・画家:ジャン=レオン・ジェローム(Jean-Léon Gérôme)
・制作年:1888年
・収蔵:ヒューストン美術館
■タイトル:虎の親子(Tiger and Cubs)
・制作年:1884年
・収蔵:メトロポリタン美術館
※「虎屋」さんは室町年間の創業といわれています。
当時も日本には虎は生息しておらず、虎の絵も少なかったはずです。
日本で最も古い虎の絵は法隆寺の玉虫厨子に描かれた
「捨身飼虎図(シャシンシコズ)」ではないかと云われていますが、
少なくとも新古典主義ジェロームさんが描かれたような
リアルなものは無かったはずです。
「虎屋」さんは、何かの絵を見て屋号を決められたのでしょうか?
■タイトル:ピュグマリオンとガラテア(Pygmalion and Galatea)
・制作年:1890年
・収蔵:メトロポリタン美術館
※ピュグマリオンはギリシャ神話に出てくるキプロス島の王です。
彼は、自分で作った美しい彫像(理想の女性)に恋をし
愛の神アフロディテに
「この像とそっくりの妻を与えたまえ」と祈ります。
この絵は、その願いが叶い
接吻されたことによって彫像がしだいに血の気を帯び
人に変わっていくところが描かれたものだそうです。
太腿から下は未だ白くて硬いままのようです。
九州では有名な「小城羊羹」のことを書きましたが(*)、
今度は「株式会社虎屋」さんの羊羹です。
* : その記事
「陣太鼓」を買えず「小城羊羹」を買う <2016.7.4>
頂き物の小形羊羹です。
だいぶ前に頂いてあったものですが、
とらやの羊羹は賞味期限が長いので
大事にとってあったようです。
やはり虎屋さんの羊羹は
1年は十分食べられるようです。
5種類ありますが、1本ずつしかありません。
せめて一人2種類は味わえるようにと、
それぞれを半分に切りました。
私が食べたのは
「夜の梅」(小倉羊羹)と
「空の旅」(白小豆入り羊羹)。
緑茶で頂きました。
羊羹に合う飲物と言えば
直ぐに「緑茶」が思い浮かびますが、
意外やコーヒーにも合うそうです。
昨年開催された「ミラノ万博」では
甘い「小城羊羹」と苦い「珈琲」を
組み合わせて味わうというワークショップが
好評だったそうです。
「虎屋」さんはパリにも店があるようです。
和食ブームにあやかって
和菓子(羊羹,生菓子,落雁,etc.)も
世界に広く認知されていけば面白いのですが ・・・
・・・・・・・・・・・ ギャラリー 052 (虎の絵 + ) ・・・・・・・・・・・
ライセンス(3点とも): (パブリック・ドメイン)
何れも
「ジャン=レオン・ジェローム」さんの絵です。
(Jean-Léon Gérôme)
■タイトル:虎(Tiger on the Watch)
・画家:ジャン=レオン・ジェローム(Jean-Léon Gérôme)
・制作年:1888年
・収蔵:ヒューストン美術館
■タイトル:虎の親子(Tiger and Cubs)
・制作年:1884年
・収蔵:メトロポリタン美術館
※「虎屋」さんは室町年間の創業といわれています。
当時も日本には虎は生息しておらず、虎の絵も少なかったはずです。
日本で最も古い虎の絵は法隆寺の玉虫厨子に描かれた
「捨身飼虎図(シャシンシコズ)」ではないかと云われていますが、
少なくとも新古典主義ジェロームさんが描かれたような
リアルなものは無かったはずです。
「虎屋」さんは、何かの絵を見て屋号を決められたのでしょうか?
■タイトル:ピュグマリオンとガラテア(Pygmalion and Galatea)
・制作年:1890年
・収蔵:メトロポリタン美術館
※ピュグマリオンはギリシャ神話に出てくるキプロス島の王です。
彼は、自分で作った美しい彫像(理想の女性)に恋をし
愛の神アフロディテに
「この像とそっくりの妻を与えたまえ」と祈ります。
この絵は、その願いが叶い
接吻されたことによって彫像がしだいに血の気を帯び
人に変わっていくところが描かれたものだそうです。
太腿から下は未だ白くて硬いままのようです。