後に幸福な心になるのは・・・

私たちが
いかに時を過ごしたかということは、
かならず
後日
思いだされるときが、
くるものだ。
そのときに
良い時を過ごしたと
幸福な気持ちになれるならば、
どんなに心が
平安に
満たされることだろうか。
良い時を過ごすというのは、
人に愛を尽くすことだ。
その時々で愛を尽くすことは、
時に虚しかったり
苦しかったりも
するものである。
だがその時はそうであっても、
愛を尽くした行為は
後になって、
必ず充実感と幸せに
変わるものだ。
今の時に
快感を得るとか、
物質的充実を得たとしても、
後に
苦しい思い出に変わるならば、
それは幸せと
いうことはできない。
日々愛を尽くして生きよ、
ルドルフ、シュタイナーは
そのようなことを
述べているのだ。