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生死去来も、実は「華」の展開

2014-12-05 16:43:55 | 日記
梅の枝は
次から次へと枝を生じ
花を咲かせ
実をならせ、
葉を茂らせ、
再び枝だけになって
冬を越す。
これこそ
実相の展開する仕方であり、
釈迦が提示した「優曇華」の真理である。
現象世界の展開も
ことごとく
この「華」の展開であることを道元禅師は
正法眼蔵に書いている。

(参考 正法眼蔵を読む 優曇華の巻 谷口清超著)
1<華成道>(その2)
およそこの山河大地、日月風雨、各種の人畜草木等は、そのはたらき全てが「拈華」であり「拈優曇華」である。生死去来も、実は「華」の展開であり、「華」の光明である。“それが”生死去来となって現成している。さらに今われらがかくのごとく参学するのも、まさに「拈華」の働きそのものなのである。


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