これは生長の家の講師であった吉田國太郎氏が重い腎臓病から癒された時の話であります。
「宇宙は唯一つの神の生命とつながっている。」
「それを受け入れるような心境になったとき、無限の力が流れ入って来て、そしてどんな病気でも癒されない病気はないということがわかるのであります。」
と雅春先生がお書きくださっていますが、
この結論が一切のような気がします。
現象世界は“実相の独在”であるということです。
この真理をしっかりと把握し、
祈りによって神癒が起きますよと伝えるために、
谷口雅春先生はイエスの教えと
メタフィジカル・ムーヴメント理論を根幹として、
この『神癒への道』という聖典をお書きくださったのです。
今日の結論部分である
「吾々は真理を知ってもただ知るだけでは何にもならないのであります。法則を使わなければならない。」
という部分にご注目ください。
(神癒への道 谷口雅春)
【神によって癒される真理の光明講座を講演する先生が、その聴衆の真直中で、どうにもならない病気にかかって、医者よ注射よと騒ぎ廻って、生長の家の恥さらしをするようなことがあっては、ただの物笑いになる事だけでなく神の名をけがすことになる。如何にしたならばよかろうか。吉田氏はもう絶対絶命の境地に立ったのであります。氏はその晩眠る時に神想観をし「神の生命吾に流れ入って、全身はすでに癒されたのである」という思念をつづけ、最後に「神よ、み心のままにならしめ給え」と万事を神に全托して眠りに落ちたのであります。すると眠っている間に、キリストの姿が現れた、そのキリストは吉田氏の腎臓部に両掌をあてて、静かに気持ちよく按擦してくれるのであります。・・・一部省略・・・
吉田氏は「癒された」とその時自覚しました。感謝の神想観をして、小田原の光明講座へと出発したのであります。血尿が赤くもの凄い色を呈しているものですから吉田氏は小便所では排尿しないことにしていました。大便所で人知れず排尿していたのでありますが、途中一回乗り換えの駅で排尿した時には、癒されるまでに溜まっていた血液だと見えて依然として血尿が沢山排泄されましたが、その次に排尿した時には、少しの血液もまじらない透明の尿が排泄されたのであります。この実例によってみましても、宇宙は唯一つの神の生命とつながっている。それを受け入れるような心境になったとき、無限の力が流れ入って来て、そしてどんな病気でも癒されない病気はないということがわかるのであります。吾々は真理を知ってもただ知るだけでは何にもならないのであります。法則を使わなければならない。法則を生活に実践しなければならないのであります。】
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