よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

安倍首相は何のための憲法改悪?・・・憲法記念日の日に考える

2017年05月03日 | 日米安保条約と憲法改悪問題

 今日は憲法記念日、日本国憲法施行70年を迎えました。1931年(昭和6年)から始まった満州事変、日中戦争、太平洋戦争の日本敗戦による反省のなかで、日本国憲法が誕生しました。以来70年間、世界では至る所で殺りく戦争等が行われている中で我が国は、現憲法のなかで戦争による死者は1人も出ていないことは何と喜ばしいことではないでしょうか。そして、憲法第9条をノーベル平和賞にしようとする国際世論が大きくなっているくらいです。こんな中で、安倍晋三自民党政権はこの憲法を「改悪」しようと「いら立ちがにじみ」(秋田さきがけ)だしながら急いでいます。安倍首相はなぜ急ごうとするのでしょうか。北朝鮮のためでしょうか、尖閣諸島のためでしょうか、トランプ米大統領のためでしょうか。現在表面上はこのような情勢化のなかで憲法「改悪」しようとしていますが、安倍首相は、第1次安倍内閣時代から、「戦後レジウムからの脱却」と称して戦後の民主主義を否定し、戦前回帰を強調してきたことは周知の事実です。その流れの中で、教育基本法を改定、憲法違反の「戦争法制」強行採決、「共謀罪」提案、教育勅語・軍人勅諭復活の発言等々まさに戦前を回帰させるような政策をどんどん進めていることに対して日本の未来に危惧を抱かざるを得ません。北朝鮮情勢は深刻です。トランプ大統領の「アメリカ第一」や国連軽視も許されません。安倍首相の「日米同盟」は東アジアに緊張感を走らせています。北朝鮮をめぐる情勢には、挑発に乗らないために何をすべきか。逆に挑発行為を行うのは一層危険な方向に進むものと考えます。現在必要なのは、戦争を避けるために、国際連合のもと平和外交に努めながら平和憲法のもと世界をリードしていくことと痛感しています。平和憲法を暮らしにいかしていきたいものです。

 

 北秋田市合川地区には当時の青年会が建立した記念塔があります。


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