上発地村から

標高934mぐらい日記

キャンプいきなり車中泊編

2019年12月14日 | Weblog
気持ち悪ぃ~
完全に昨日飲み過ぎた。
俺がこんな状態なら一緒に行く友人もきっとつらいに違いない!!

一切目覚ましのアラームかけずに酔いつぶれて寝たので5時に起きれるはずもない。今日があるから飲む量も控えておこうと最初は思っていたんだけど、いつものように楽しいぞモードに入ってしまい飲み過ぎてしまった。もう50歳だ、こんな飲み方してはいけない…

それでも奇跡的に目が覚め時計を見たら6時半近くになっていた。慌てて相棒に電話「すまん、寝てた・・ごめん」と謝り、20分後迎えに来てくれるようにお願いした。後で聞いたら彼はうちまできて庭で車を止めラインで連絡してくれていたとのこと。これは完全に俺が悪い

とりあえず昨日のうちに荷物は積んでおいたので着替えの入ったリュックだけを持って相棒の車に乗り込んだ。幸先良くないが相方の機嫌はそれほど悪くなかった(ような気がした)
車は一路琵琶湖を目指し、高速道路に乗らず一般道での旅へ…

天気予報ではこれから数日は徐々に温かくなるとのこと、出だしの時間は遅れたが、おてんとうさまは味方してくれそうだ。
和田峠を越え岡谷市へ、その後塩尻から木曽へ抜けるつもりだったんだけど、ちょっと手違いがあって辰野方面から伊那谷を通っていく道に変更した。
辰野でコンビニに寄ったのだが開けようとしたドアの向こうに見たことのある顔、農家仲間で我が消防団第八部団員のK君だった。
「何してるんですか?」そりゃそうだ。
逆にこっちも同じことを訊いてみた。彼はこれから仕事で現場に向かう途中だった。こっちは呑気にキャンプだというのに彼は畑が終わったら副業で朝早くから頑張って働いている。ほんと頭がさがる…

その後阿智村から153号線を下って治部坂高原スキー場を横目に平谷村へ、418号線で県境を越え上矢作町に入ったところで特別天然記念物の二ホンカモシカに遭遇、よく見ると罠にかかって動けなくなっているようだった。二ホンジカは増加傾向にあるけど、ニホンカモシカっていうのはどうなんだろ…よくわからないのでコレについてとやかく言う気は無いんだけど地域の個体群によって多かったり少なかったりの差があるんだろうな
ちなみにニホンカモシカは長野県では県獣、岐阜県では県獣自体がないようである…

っていろいろ考えながら車はずんずん山道を走り抜け恵那市岩村から山岡へ 
そして左手前方に突如巨大な観覧車が現れた

看板には「道の駅 おばあちゃん市 山岡」とある

突如現れた観覧車だと思っていたものをよくよくみると巨大な水車だった。そんなモノがこんな山の中にあるなんてまったく予想だにしなかったので二人ともちょっと意表をつかれて車を降り、写真を撮りながら近づいていった。
後で調べたところ最近埼玉寄居の水車にその大きさを抜かれ日本一の座を明け渡したばかり。それでも直径24mもある立派な杉材でできた水車は水の勢いで元気に回転していた。ただ費用対効果を考えるとこれを見にわざわざこんな山奥(ちょっと失礼な言い方だけど)まで来る人は少ないような気がする。
村おこしはなかなか一筋縄ではいかない…

水車を後に瑞浪のうどん屋「屛風山」さんでうどん定食をいただき、その後は瑞浪~土岐~可児~関~長良川沿い~岐阜市内~大垣を経由し、頭が薄っすら雪で白くなった伊吹山を右手に眺めながら米原の琵琶湖の畔(ほとり)にやっとこさ辿りついた。

総距離350km 時間にして10時間

もう琵琶湖の湖面は夕日で美しい赤のグラデーションに染まっていた。

途中フタバヤ近江店により夕飯の食材を購入、当初予定の神明キャンプ場が冬季閉鎖のため、隣の湖岸緑地田村の駐車場に車を止めカセットコンロで夕食の肉野菜鍋の調理にとりかかった。

相棒は鍋を食べ美味しいとも不味いとも全くコメントせず黙々と食べていた。最後は〆に生ラーメンを入れ少し冷えた体を温めたのだが、相棒はラーメンに対してもコメントなし。ただ「どっか店で食べるよりは安上がりだな」とつまらん感想を述べるにとどまり、こっちで買った地酒の笑四季お手軽純米酒を一口飲んで「こりゃダメだ!」と初めて味の感想を声にした…

まあやることないのでちょっと飲んで早めに車の中で寝ることに。明日も早起きで目的地に余裕を持って到着したい。
相棒は近くを走るバイクの爆音に恐れおののきながらも疲れていたらしく静かに眠りに落ちていった。

俺はCPAPを持ってきていないので相棒の眠りをさまたげるようなひどいイビキをかいている(だろう)実際は張り付けたカイロが熱すぎてたり無呼吸になっていたりして自身もイマイチ寝つきが悪かったが、それでも夜半から朝方までは眠れた…








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