金環日食。子供の頃有ったそうだから2度目?
写真は、家内が友人携帯に頂いたもの、私は撮れなかったが、写真とほぼ同じものを肉眼で見た。観察グラスは持っていたが、数段見やすい。TVで再三見るな!と言われたが、””なんとワイルドなぁ” 子供の頃は下敷きで長時間見ていた覚えもある。網膜にもう治らない傷ができているのは、素の所為かなぁ…)
電話が有ったのはその翌朝だった。
新十津川の幼馴染から「庭に出てきたスズラン送った、其方に着く頃咲くだろう!24日着だ」。とても丁寧に、乾燥しない様梱包されたもので、開くと伝言通り。今は左の様な状態、何とも言えない微かな香りがとても良い。室温が高いせいか早く育つ様だ。育て方は分らないが、来年も咲かせたい!
スズランで思い出すのは、留萌本線の恵比島駅。 かってのNHKドラマ”すずらん”のロケ舞台になった所、私は小学校2年から1年ちょっと此処に住んでいた。 当時の小学校は2学年一緒の二部構成だった、今はその小学校も廃校で”どんぐりの歌”と言う碑が建っている。私は留萌へ転校したが、従姉妹や当時の仲間達が作ったものだ聞いた。 短い間だったが此処で生活はとても印象深く忘れられない土地の一つだ。
あの恵比島駅も、今やこんな状態に。
村おこしの為だろうが……駅名をドラマの駅名だった”明日萌駅”に変えてしまっている。何と軽薄な事をするのだろうか、恵比島の名前も由来も大事にすべきだ!同様にホタルも利用し観光に利用して様だ。ウィキで、”生息しないゲンジボタルを離して”と酷評されていたのを眼にした事がある。 ただ恵比島の名誉の為に言うが ゲンジホタルかどうかは別にして、私が住んでいた頃ホタルは確実にいた。街から来た私には初めて経験だったが見かけて、とても感動した記憶がある。 此処での初めての冬、吹雪は名前は聞いた事があったが経験した事もなく、雪と風が強く少し収まるの皆で待っていた折に、誰かに”吹雪は好きなら、今出て帰れば?”と言われ、帰路に。あまりに風が強く呼吸ができない程で大変だった事を覚えている。
更に、とても印象深く忘れられないのは雪解けの季節。 変電所の先の橋を渡って川沿いに右へ向かうと、川に接した小高い山がある。足元に谷地蕗の黄色の花が川岸から山の麓まで点々と続き、その間を山からの雪解け水が勢いよく流れ、川に注ぐ。 山を見上げると木々の間から漏れる太陽の光がとても眩しく、雪解け水のしぶきが飛んで顔にかかる。 濡れる程ではないが何故がとても心地よく忘れ難い情景だった。 現地で大凡の位置はわかるが、川の流れや山の状態が変わったのか?今一つ特定できない。 本家のお爺ちゃんが、開拓で何頭も潰してしまった馬の供養に作った馬頭観音の公園とダルマは何処へ言ったんだろう?確か、小学校の正門前を走る留萌方面に向かう道路を挟み、反対側の奥にあったと思うが…今はヤブの中で跡形も見えない
もっとも印象深い所が、ケアする人はいなくなると自然に飲み込まれてしまう。それで良いのかもしれないが、生きてきた形跡すら見えなくなるのは何とも悲しいものだなぁ。
同じ感動を、子供達が受ける努力を何処かでやらないと生きた証も大切な自然も残らない!
新十津川では、スズランの花が咲く頃に何かを植えるとか、農作業の起点を花で観ると聞く!なんと風雅な…何処かで大人が漏らした小さな言葉が、引き継がれた結果に違いない。会津の方では、山の雪形で観ると言うが、此れも素晴らしい
これはユキノシタ、植えたものではなく自然に生えてきたもの。 3年前の草刈りできれいの刈られたしまったもの。 昨年葉が出ているのにきづいたが花をつけず、今年やっと花が咲いた
やっと会えたね。 今年も草刈りが始まる季節だが、注意して温存する様伝えたい。