野草散策でみつけたワンピース

散歩や旅行等イベントで見掛けた野草。彼等の生き様で気付きと戯言

北海道の片栗(カタクリ)大群生

2013-05-17 22:49:40 | 日記・エッセイ・コラム・植物
新十津川 徒然 … 今と昔 No.3

南の方では梅雨入りのニュースが入る頃だと言うのに、総進からカタクリの写真が届いた。深川の方の公園の写真だそうだ!


2013_0517_dscf0321
素晴らしい群生だ。内地でも保護されて居る所があるがこれ程のものは見たことがない。 玉置神社のある高台沿いにはカタクリが生えていて、摘んできて食べた記憶がある。片栗粉ってのがあるが、これが原料だったのかもね。
高台沿いに結構歩きながら手に一杯摘んで持ち帰り、お袋がお浸しにしてくれた。子供の手で摘んだものを茹でても、小さな皿にちょっとしかないのだが、味はあまり覚えていないが癖のない淡白な味だった気がする。

この写真程も群生しているとお浸しの原料を摘むのに造作もないね
”何と野蛮事を”と非難されそうで冗談にも言わない方がいいかな。

此れも大事にして置きたい野草の一つだ。ちょっとした土地の変化で致命的な影響を生ずる事もある。カタクリを大事にする為に水や花に飛んでくる蜂の類や
彼らが生きてゆく地勢そのものを大事に大事に。人が利用しても良いが原状回復できる程度にバランスよくだなぁ
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木に咲くチューリップ

2013-05-12 18:43:07 | 日記・エッセイ・コラム・植物
新 十 津 川  徒 然 … 今と 、 昔と NO.2 

2013_0512_dscf0253c この写真は総進の六郎から提供頂いたもの。場所は不明だが残雪の傍に咲くヘビノマクラ、本格的な春を迎える様だ。思い出すのは高台の玉置神社の周りを流れていた小川の溜まりに赤紫の座禅草(ザゼンソウ)が生えていた事。子供の頃、ヘビノマクラはこのザゼンソウも指すと思っていた。てっきり白と赤紫の二種類があるものと。

東京に就職し尾瀬のミズバショウが騒がれるのを見て、
何かと思いきや ”何だぁヘビノマクラかぁ” と揶揄した覚えがある。しかし赤紫のヘビノマクラがザゼンソウで有る事を知ったのは、それなりに年齢を重ね野草に興味を覚えてからだ。
ミズバショウ(ヘビノマクラ)が健在なのは分るが、赤紫のヘビノマクラと思ったザゼンソウは、今健在なのだろうか?あまり注目されない気がする。きっと絶滅危惧種ではないだろうか?内地で評判に成る程の群生地が見つかれば保護に走るんだろうなぁ。少し情けない、地元で大人が ”それが何か” 子供に教える事で自然と保護される気がする。

東京では今、百合の木(ユリノキ)が咲き始めた。2013_0512_113209_2   


2013_0512_113242_2 モクレン科の大きな木で、丁度チューリップの様な花(形も大きさも同じ位)を咲かせる。高い所に咲くため注意してみないと気付かない事が多い。私が知ったのは5年位前の神代植物公園、その後近くの公園に結構植えられている事も。北アメリカ中部原産で明治初期に種で持込まれた様だ。
別名”チューリップの木”、ハンテンボクとも言われる様だ。
チューリップノキの方が分かりやすい気がするね。 

実は、このユリノキ/チューリップノキは北海道では、とても珍しい様だ。
そのユリノキだが、新十津川の学園小学校跡地に有るらしい。誰がどんな経緯で植えたのか全く分からないが素晴らしい。学園小学校卒業の方々はご存じだろうか?高所にあるから誰か教えない限り見逃しているかもしれないね。

内地では丁度今、咲き始めたが新十津川では何時頃になるのか?
気候で言えば二か月位ずれるから7月頃だろうか
是非、一度見て大事にしてやってほしいなぁ。

子供や孫に”木に咲くチューリップ見に行こう”と連れて行き小さな感動を
与える事で 彼らが…その子供たちも きっと大事にするに違いない。
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水面に写る別世界

2013-05-10 23:08:26 | 日記・エッセイ・コラム・植物

新十津川出身でも長く内地にいると子供の頃の記憶も薄れてしまう。
折角雪が解けても雨が続くと畑も耕せず今植えるべき苗が植えられないと言う。
全く違うもの植えれば良いじゃないか?と言っても輪作を考慮すると適切な組合せを考えるのが大変だそうだ。仮に出来ても数年のサイクルで土と植えたものとの
関係と考える必要がある様だ。
もっと共感してあげられれば良いが…経験ないからなぁ。

農業は天候を考慮しながら、高度な技能と経験がいる。
これを面白いと若い人達が思ってくれると先が明るくなるんろうね。
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パラレルワールドって言うのが映画か小説にあった気がする。小雨混じりだが風のない日に写した近くの緑地のある池の写真。池に写るのは現実の写像だが
全く別の世界に見える。とても静かで淀みない素直な世界だなぁ
天候と土に苦労する農家の人達も焦らず淀みのない写像を見ていると
応変な打つべき手立てが浮かぶかもしれないね。
そう言う風に外の状態をただ見るのも良いよ!きっと。

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東京基点に北海道と新潟へV字移動

2013-05-07 22:31:51 | 日記・エッセイ・コラム・植物

4月27日早朝便で北海道砂川へ
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小雨混じりで寒い日が続いたが、印象深いのは、近隣の家の庭や公園に出ているクロッカスと内地の住宅街では見つけるのが大変なフキノトウの群生。写真では其処らじゅうに生えているののが分り難いが本当に多い。雪の下で芽を出して一斉に伸びるんだろうね。今頃クロッカスも花が開いて壮観だろう!
ラムサール条約の宮島沼にも総進の六郎に連れていってもらった。
此処は鳥も良いのだが、此処からピンエ始め山を望む風景は素晴らしい!
雨で良い写真がなく、次の機会にチャレンジしたいね。

4月30日に東京に戻り翌朝新潟に向かう
2013_0503_123740_2
此処は日本自然百景の一つ新発田市の福島潟。宮島沼と同じく野鳥も有名だが
北限のオニバスの自生地としても有名な所。端午の節句で鯉のぼりも、写真を拡大すると分るかな(笑)
2013_0502_141410_2

2013_0504_123710_2

上の赤い花はイワカガミ、新発田市の五十公野公園で見つけたもの。初めて
お目に掛かる花だ。此処はアヤメの有名、来月のアヤメ祭りに来れるかなぁ
下の緑の花びらを持つ花は桜”御衣黄(ギョイコウ)”、これも初めて!
新発田市の大峰山・桜公園にある

天候に恵まれず寒かったが結構なトピックに恵まれたな。

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