野草散策でみつけたワンピース

散歩や旅行等イベントで見掛けた野草。彼等の生き様で気付きと戯言

何処も破天荒な天気が続くが…北海道にも稲の花咲く

2013-07-31 20:54:08 | 日記・エッセイ・コラム・植物
新十津川徒然…今と昔 No.5
 
もう子供達は夏休み。ワシ等はその頃どうしていたか?
…そんな折、総進の六郎からの便りが次の写真:
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新十津川の水田にも稲の花、咲く。農家じゃなかったので稲の花は当時全く意識してなかった。こんなに小さく目立たないからね。最近の印象では純白の印象だったが良く見ると金色、今流行りの
プライベート・ブランドの”金色の稲”か、きっと金の籾がなるね!

この頃思い出すのは :
玉置神社の前に有った森商店のおじさんに連れて行って貰った”ガブソ捕り”。内地の方にはガブソをカジカと説明しても…カジカは海に居る、そんなバカなぁと…結局北海道には川にもカジカが居るんだ と変な説明をした記憶がある
脱線したがこのガブソ、当時堰堤でも良く手で捕まえていたが食べるとは思わなかったし、まさか針なしで釣り上げるとは! おじさんに言われ比較的な大きな通称ダマクラミミズ(畑を掘ると出てくる奴、馬の堆肥にいる奴とは違う)を
沢山捕まえ、確か総進の山にある徳富川の支流か何かの川ごつごつ
した大きな石が転がってる岩場の川へ到着。現地で、用意してあったテングスにミミズを通し丸い団子状の球を作り、それを付近にある木から折った木枝に
少し遊びを作って縛付る。これを川底にある石の下の持ってゆくとミミズ団子にガブソがいきなり喰いつく。

喰いついたら離れないのか、離せないのかそのまま釣り上げられる。
これがまた面白い様に沢山捕れ驚いた。
持ち帰って森さんの家で汁ものに料理したはずだが…食べたかも知れないし、食べなかったかも、記憶がない。

また思い出したわ!薮蚊が酷くておじさんにタバコ咥えてろ!吸うんじゃねぇぞ!吹かして煙だけ出す様にしろ!と勧められた。当然、素直に蚊よけにタバコを咥えたが…思えば、これがタバコを吸い始めるきっかけだったかも?
銘柄は当然両切り”しんせい”だっだか”いこい”か。
きっかけの筈ないね、堰堤でたき火して、その辺の木の木端に火を付けタバコの真似事もやっていたもんな。中学校一年か小学高学年だっかなぁ

まぁ何と不良だった事かぁ そんなもんだわ、昔は!

今なら虫除けのGoodsが沢山あるからね、喫煙が目的じゃないからな。
良い子は真似しちゃぁ駄目よ。
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日暮れ時、蜩(ヒグラシ)の声が…早いなぁ

2013-07-29 21:06:42 | 日記・エッセイ・コラム・植物

 娘の嫁ぎ先のご両親に孫が蝉の抜け殻を捕る写真をメール!返信をお揃いの俳句で応えて頂いた。季語にある蝉は調べると ”夏” 、この頃良く聞こえる様になったカナカナ~の鳴き声の ”蜩(ヒグラシ)” は同じ蝉でも季語は ”秋” 。
昼間聞こえる騒々しく耳を塞ぎたくなる様な音と違って心地の良い音色。

早いべさぇ、つい最近梅雨が上がって本格的夏は此れからと思っていたが、もう秋の雰囲気が…そんな題材を幾つか
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紅花襤褸菊(ベニバナボロギク)。古い里山や公園の野草園で良く見かける花だが目の前の公園の伐採した後に纏まって生えていた。君達ももう少し先だった気がするがお早いお目見えだね。ひょっとして保護されている山鳥兜(ヤマトリカブト)の綺麗な紫もお目見えかもねぇ…週末様子を見に行ってみるか。
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これはお馴染の甲虫(カブトムシ)君と蟷螂(カマキリ)君。
カブトムシは団地の階段にいたもの、可哀相なのでベランダのカポクの木に泊めて置いたのだが…(孫に見せてあげようと思っていた)、夜になると何処かに飛んで行ってしまった様だ、残念。日中は葉に、陽が低くなると頭の向きを変えたりして活発にしていたのだが…何処かで生きてればそれで良いさ。
カマキリ君は、凄味があるね。カメラ構えても逃げるでもなく身構える。睨まれてる雰囲気にも見える。君達も秋の準備かい。高砂百合(タカサゴユリ)は蕾を付けた状態でもう少し先の様相だ。

考えてみれば、もうすぐお盆だもんねぇ

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日本海”オロロンライン”下り

2013-07-21 13:12:21 | 旅行

毎年恒例の北海道旅行。総進の六郎、トラック野郎”文二”、弥生のミュージシャン”夏”と4人でオロロンラインをさながら日本海ライン下り : 運転はすべて文二
、どこに行くのもナビ成しで自在に行けるから凄い。意外と安全運転、流石トラック野郎だわ。ありがとう。

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宗谷岬のゲストハウスで昼食。ふと窓を見ると遠くに島影、店員に尋ねると樺太の様だ。後で分かった事だが、この間を中ロ艦隊通過との事。紅白の塔は偶然入っていた宗谷岬灯台の先端部。花は宗谷岬山頂ののウインドファームや牧場のある付近で見かけた紅輪蒲公英(コウリンタンポポ)。北海道で良く見かける花だ。
宗谷岬は本当に素晴らしい。機会があれば、また来たいね。
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オロロンラインで期待するのは利尻富士。途中ずっと見えていた、写真は車から撮影したもの。これを少しそれてメグマ沼自然公園へ、この時期は野草散策には少し遅い様でアヤメ系が盛り。写真は桧扇菖蒲(ヒオウギアヤメ)。
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今夜は稚内市富士見ペンションで一泊。富士山の見える所にある富士見の地名は富士の見える証。写真は夕食の合間の日没を狙って撮ったもの。時期を選べば利尻富士の右側すそ野に陽が沈むとか、残念!何故かカモメが暗くなっても飛び回っていて餌でも期待していたのかなぁ。
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オロロンラインに戻り更に下ると”こうほねの家”。此処は根室河骨(ネムロコウホネ)の自生地。内地のものと違って葉がスイレンの様に水面を出ないのが特徴。
ノシャップ岬や日本最北端の地も訪問、弥生のミュージシャンがノシャップ岬の看板のある撮影ポイントでカメラ構えている人に向かって
”モデル必要ないかい?” には皆大笑い!勿論必要ないと断られたが…。
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更に下り、サロベツ原野へ。此処は地平線が丸く見える程広い、生憎の霧雨模様。写真は小梅蕙草(コバイケイソウ)の花後、全盛なら白い花を沢山付けていたはず。同定できない花もあるが判明した中から選んだのが蝦夷沢薊(エゾノサワアザミ)。クマバチかなぁ夢中になって蜜を吸っている。人が傘代わりできそうな位、大きな蕗…アキタブキかなぁや3mはある様な通称スッカンポ!名前が出てこない(泣)、キツリフネ、ミツガシワ、カキツバタ、ノハナショウブ等が見られた。
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最後は蛇足。 旅行前に連れて行って頂いた神内ファームの景観。此処は温室栽培のマンゴーや肉牛も飼育する先進の農畜産工場もどきの農場。マンゴーソフトクリームが格別だったなぁ。白いスイレンの様な花は、未草(ヒツジグサ)と言うスイレン科の花。多分スイレンの原種かも。以前新潟で見かけた事があるが、二度目。岩見沢あやめ公園で咲いていたもの。

すこし過ごしやすくなった来たが、それでも平年並みレベルで熱いね。
水分補給で気をつけましょう熱中症!

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7月日没のピンネシリ

2013-07-18 09:18:13 | 日記・エッセイ・コラム・植物

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砂川オアシスパークから撮ったものだが、この時期の太陽の軌道を考えないと意図通りにならないね。ピンネに沈む夕陽を期待しているが其処まで行かなくとも、もう少しピンネ側に寄って沈んで頂けると山の色やその下の背景がオレンジのグラディエーションで素晴らしくなる気がする。長逗留出来る様に成るまでは難しい。
一年を通じでどんな風になるものか…まぁ将来の楽しみにとっておこう!
調子に乗って蛇足の一枚を
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丁度太陽が沈む、すぐ右隣に見える一見富士山の様な遠くの小さな山は、なんという山だろう。日没を眺めていてずっと気になる山だなぁ。

追伸)総進の六郎に聞くと:
この山は
群別岳(グンベツダケ)と言う様だ。アイヌ語で”小さい石の川”の意味だそうだ。標高1370m、新十津川で一番高い山との事。長い時間をかけて砕けれた細石の中を流れる澄んだ水が流れる風景が見える気がする。きっと此処も良い水源なんだろうなぁ…。

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梅雨明けと同時に夏到来…ヤマユリ咲き始める

2013-07-07 16:10:19 | 日記・エッセイ・コラム・植物

Shimz2013_0707_124635_2 泰山木
(タイザンボク)

ふと気がつくと大きな白を付けてる。一気にではなく、ポツポツと咲くんだね。花芯にコガネが…
小青花潜
(コアオハナムグリ)
の様だ。花粉食べてる?お好きなだけ、どうぞ!

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擬宝珠
(ギボウシ)
と岡虎の尾
(オカトラノオ)

キボウシは初夏から長く楽しめるがオカトラノオはもう終わりかもしれない。昔は良く群生を良く見かけたが、最近はあまり見かけなくなった。次は、アジサイの変わり種を

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北海道のアジサイはこれから、実家のアジサイを冬の前に切りすぎ、やっと葉が出ている。この夏しっかり育ち出来れば花を!ダメなら来年の為の英気を養ってチョ。写真は七段花
(シチダンカ)
だと思う。

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周りの緑地帯を蒸し暑い中、虫除け完全防備で見て回ったが、大きな蕾を何個も抱えて頭を下げてる君達を沢山見かけた。開花は、天候次第で一週間後の感覚だったが。遂に咲いている君を見つけた、お馴染の山百合(ヤマユリ)君。

八王子市の市制60周年で1976年に市の花に設定された様だ。
7月に咲くと言うから、君は時計でも持っているかの様に咲くんだね。
前回の藪萓草(ヤブカンゾウ)や凌霄花(ノウゼンカズラ)の花の色が夏
(朱色が夏の色かなぁ)。 君の花びらは白いが、雄しべの色や斑模様のは濃い朱色だからね。無理やりだが、その仲間を見かけたので次に :
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姫檜扇水仙
(ヒメヒオウギズイセン)

アヤメ科の様だね、君は。アヤメの延長と考えれば梅雨に引き続き登場しても当然か。

次は、ヒメヒオウギズイセンの中にあって見逃す所だったキスゲの様な?良くわからない花。
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野萓草(ノカンゾウ)でもないし…やはり園芸種か。
ユリに詳しい総進の六郎にでも効いてみるかぁ

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水辺の雑草

2013-07-02 21:27:20 | 日記・エッセイ・コラム・植物

総進の六郎との話で水辺の花を
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農家の方は良くご存じかなぁ。数年前、名前が分からず野草の本を頭からめくって調べた記憶がある、溝隠(ミゾカクシ)。五十公野公園の小川で見つけたもの、溝を隠すほど茂るから付いた名前とか。ルリミゾカクシと言うのも有る様だ!瑠璃色で沢山茂っていたら見事だろうなぁ。農家の方々には、厄介なものかも?

2013_0622_093616_2 今度は、河骨(コウホネ)。
同じアングルだが…
水面に映るコウホネが主役。
実物より写像の方が
良く見える!






2013_0622_093650_2写真は良くないが
水中に注目。
水面の反射を

偏光フィルターで除くと
根の様子が分かる。
一説には、
これが骨に見えるから
河骨(コウホネ)と言うとか?

これからはユリが

主役の季節に!
2013_0622_094047

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