海外でソニーの新製品がいくつか発表になりましたが、その中で私の心を貫いたのは
コンバーチブルPC、VAIO Duo 11でした。
このVAIO Duo 11、一言で言えば液晶を表側にして畳むことでノートPCとスレートPCの
両形態を取れるというコンバーチブルタイプのPCで、その手のアプローチをしてきたPCと
いうのも過去にないわけではありませんでした。ただ、今回VAIO Duo 11が素晴らしいのは
Ivy BridgeとフルHD液晶という現状のハイスペックを11.6型の小型PCに落とし込んだことです。
つい先日私は同じ11.6型・Ivy Bridge・フルHD液晶のZENBOOK Primeを購入したばかりなの
ですが、これを買う際にいくつか妥協した点が、VAIO Duo 11では全て満たされているのです。
具体的には
・メモリカードリーダなし → SD/MS共用リーダ搭載
(旅先で撮った写真を出先のホテルで確認できるのは嬉しい)
・有線LANポートなし → 有線LANポートあり
(ビジネスホテルのインターネットサービスは基本有線なので)
・バッテリ着脱不可 → バッテリ着脱可
(毎日長時間使うので、出来れば平時はバッテリを外したままACアダプタを挿して使いたい)
・メモリ4GB固定 → メモリ8GB搭載可
(せっかくの64bit OSなので8GB以上積みたい)
というところです。特にバッテリの着脱可というのは私の使い方にとってクリティカルに
効いてくる部分です。ついでに言えば以前買ったスレートPCの性能に不満があった
(正直Atom機は実用に耐えないレベルに感じ始めてた)ため、VAIO Duo 11があれば
どちらの用途にも使えるという判断も働きました。
その代わりのデメリットとしては、幅がZENBOOK Primeより21mm大きくなることと、重量が
約200g増えて1.3kgになることですが、フットプリントの2cm増は許容範囲ですし、重量は
全く問題にしていないので、十分納得できました。日本での発売発表はまだですが、
これは発売日に買います。ソニーストアでカスタマイズして買います。すごく楽しみです。