SHOUTS TO THE SOUL !!   岡崎 陽

根っからのネガティブ人間。
無能、ノミの心臓が語るブログ。

東京カデドラル教会

2016年04月16日 06時46分03秒 | Weblog
俺はクリスチャンじゃないけど、仕事でたまにこの教会に行くんだ。

何かを感じる、得体のしれないものが存在しているよな気がする場所だ。

圧倒する存在感ではないと思うけど、何かを感じる。

昔、旅行中に道を間違えて、富士の裾野にある創価学会総本部に行ってしまったときには

ピンクフロイドの世界のような、広大さと、不気味な恐怖に圧倒されて、早々に立ち去った思い出があるけど、そんな仰々しいものではないな。







「夏美のホタル」を読んだ。

2016年04月16日 06時24分20秒 | Weblog
人の暖かさ、切なさを表現したら、この作者が世界一だろうな。

「ふしぎな岬の物語」「津軽百年食堂」が映画化されて、多くの人に感動を与えた人だよ。

電車の中で、大粒の涙が止まらなくなるんだから、本当に困るよ。

地蔵さん、ヤスばあちゃん、切ないよ、本当に切ない。

雲月、プロの彫士の名言が二つあったよ。

「どんなに器用な人間でもな、成し遂げる前に諦めちまったら、そいつには才能がなかったことになる。

でもな、最初に本気で肝をくくって、命を懸ける覚悟を決めて、なし遂げるまで死に物狂いでやりぬいた奴だけが、後々になって、天才って呼ばれるんだ」

「神は細部に宿る。だから、爪の先ほども妥協するな」

作者は船橋に住んでいて、バイクで房総を走ったそうで、物語のモデルになった「たけ屋」は実在するらしい。

また、その店を営む老親子も実在するらしいんだ。