「時が滲む朝」を読んだ。

せっかく受かった泰漢大学に希望を抱くも、民主主義国家をとなえて、やがて天安門事件に呑みこまれてゆく。

中国人と、日本人との文化の違い、感性の違いが強く残るな。

中国人は純粋で、単純で浅墓で、失態する人種のようだけど、決して悪いことではないと思う。

日本人はあまりにも保守的で、ネガティブで、行動力がないから、ある意味見習うべき部分はあると思う。

作者が中国人だから、彼らの本心が少しわかったような気がする。

しかし、この作品が芥川賞だと言う、根拠がつかめない作品だった。