シャングリラ・ボラカイには2つのビーチがあり、一つは350mの完全なるホテルのプライベートビーチ(バンユガンビーチ)でもう一つが長く続き他のホテルともつながるプンタブンカビーチです。今回はこちらのプンタブンカビーチについて。
前記事ダイジェスト版にあるホテルの桟橋があるビーチはこのプンタブンカビーチなんですが、初めて来た2011年から比べるとだいぶ砂浜が浸食されてしまいビーチの幅が狭くなってしまいました。近年過去最大級の大型台風が何度もフィリピンを襲ってるのでその影響もあるんでしょうね。フィリピンリゾートのネックは台風の通り道という事です。季節や天候により、最高のリゾートに思えたり最悪のリゾートに思えたり。
よって、良いコンディション時の写真のみならず敢えてイマイチな時の写真も載せておきますね。
今回訪問したときは午前中が干潮で午後15時位が満潮でした。私はビーチリゾートではまず干潮、満潮時刻とビーチの方位を把握しておきます。海遊びに適した時間や写真撮影に適した時間が分かるので、それによって一日のスケジュールを立てるからです。
下の写真は午前干潮時、尚且つ日曜日だったのでウェディングレセプションの準備がなされてる状態です。土日の夜はこちらのビーチでウェディングパーティーが開催される事が多くビーチ正面ビルディング棟の下層階(実はこれがスイートルームになってるので非常に勿体ない)だと音楽がうるさいと思います。
パーティーない日はこんな感じになってます。
そのプンタブンカビーチ、
今回ビックリしたのは、昨年までは無かった石ころや藻が発生していたこと。
削られたのか、どこかから流れてきたのか分かりませんがビーチにこんな石は全く無かったのに、残念です;
黒く見えるのが石。海水が透明だから石が良く見えてるんですけどね。手前に藻が少し打ち寄せられてますねぇ。
石があるのは波打ち際だけなのですが気になる場合はマリンシューズをビーチスタッフが貸してくれます。
ビーチ幅が狭くなったので数年前に比べるとビーチチェアの場所がどんどんビーチ左寄りにずれていってます。
石が無くて砂がサラサラのエリアです。
ここのビーチチェアはとても寝心地良いので
海を眺めながらウトウトするのに最適。
みなさん寛いでます。過去と比較すると、客層が変わってきました。昨年はフィリピン人と韓国人ゲストが大多数でしたが今年はロシア、アメリカ、西洋人が増えたのでビーチは以前より静かで良い雰囲気です。
海に入る場合、遠浅なので少し沖に出てから泳げば問題ないのですが
石が無く、すぐサラサラのビーチになってる場所からエントリーしたい場合は
ちょっと左に行けば
この通り美しいビーチ。
1つか2つ、新規オープンのホテルがありますがその前はビーチ幅が広く砂もサラサラです。シャングリラ前だけ浸食された感じでちょっと残念。
振り返るとこんな感じ。
綺麗なビーチです。
プライベートビーチのバンユガンビーチより遠浅なのでこちらのほうが波が穏やか。シュノーケル、カヤック、パドルボートにも適してます。
海水自体がとても綺麗なので遊泳に適した最高のビーチ。(もちろん雨季で荒れ荒れの時は危険だし、強風の日は波が立ちます)
これぞというボラカイブルーの海を堪能したい場合は日が高く昇る時間の満潮前(今回だと正午~14時頃)にかけて桟橋へ行けば
深さがあるのでブルーが濃く、お魚も見え、
プンタブンカビーチを見渡せて
溜息出るようなボラカイブルーを堪能出来ます。
15時を過ぎて日が傾いてくると西側&海の沖側(写真右側)から照らされるので海面が光り写真撮影すると白っぽくなってしまいます。
とまぁ、年々ビーチの様子が変わって行くのも、直径7キロ&幅2キロという小さな島で台風の通り道という理由もあるかもしれませんね。悪天候の時はマニラからこの島に辿り着くこと自体結構大変なのでボラカイに行く時は無事到着するまで毎度緊張しています。
お次はホテルのプライベートビーチであるパンユガンビーチについてです。