海外波乱万丈＜フィレンツェ編＞

これはけっこー人に話したので知ってる方も多いと思うが、イタリア・フィレンツェに行ったときのことだった。宿泊ホテルのエレベーターを降り、ロビー階で扉が開いたとたん・・・ベッカムを始めとする当時のマンチェスターＵのメンバーが集合していた。同じホテルに宿泊していたのだ。
あまりに驚いてしまい、声をかけることも握手を求めることも何もできず、ただただ呆然と立っていた。選手は皆スラッと背が高く、カモシカのような足だった。
その後、私は現地で当時中田のいたペルージャvsフィオレンティーナの試合のチケットを買い（現地では安くすぐ手に入る）観戦しに行った。試合はバティステュータのゴールでフィオレンティーナが勝った。
参ったのは、現地の人が私を見るたび「ナカータ、ナカータ」と声をかけてくることだった。
日本人といえばナカータなのだった。中田も活躍していた試合だったので、ある意味とても嬉しかったが。

写真はドゥオモのてっぺん、クーポラからの眺め。私は高い所が好きで、展望台と名のつくところはほとんど登る。ここも階段が続きとても疲れたが、世界遺産の町並みを見渡せ最高だった。この後、「冷静と情熱のあいだ」というフィレンツェを舞台とした映画＆小説を見たらまたクーポラに登りたくなった。