のんびりパドラーのブログ

あまりカヌーとは関係ないことがほとんどですが・・・

天候調整技術

2008-07-07 | その他
 先週はシドニィ・シェルダン著の『異常気象売ります』を読んでいましたが、あとがきに恐ろしいことが書かれていました。
 1970年代には天候を調整する技術が一部確立されており、冷戦下にあった米ソが互いに天候調整技術は使わないとの条約が結ばれたそうです。しかしながら、研究や実験を制限するものではなかったために、その後も研究は続けられています。米国で行われた降雨実験により時速270kmの嵐が巻き起こり、家屋や農作物に5千万ドルの被害をもたらしたとか。1992年には、ロシアで天候コントロール装置が販売されたり。
 最近見たテレビでは、中国が干ばつ対策に硝酸銀を雲にロケットで撃ち込んで降雨を誘発しているらしいし、オリンピック開会式を晴天にするためにその前に雨を降らせて雲をなくしてしまうということを計画していたり。
 こういった実験が頻繁になるのと時を同じくした1980年代から異常気象が報告され始めたんだって。現在では40カ国くらいがこの技術を研究しています。そして、日本も含まれています。
 地球温暖化による気流や海水温の変化が異常気象の主因だとは思いますが、もしかしたら天候調整技術の弊害によるものもあるのかもしれないと思うと、背筋が凍りますね。

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