のんびりパドラーのブログ

あまりカヌーとは関係ないことがほとんどですが・・・

カーナビ買い換え

2009-10-24 | 自動車と燃費
9年使ったパイオニアのカーナビ(初期のHDDサイバーナビ)のHDDが故障し、修理に3万円ほど掛かるとのことだったので、これを期に買い換えました。
パイオニアか富士通テンかで一週間以上迷いまくったのですが、河川の詳細さが決め手となり、パイオニアにしました。富士通テンは私が漕ぐことが多い小河川は一本の青い線で描かれているだけなのに対し、パイオニアは河川幅に大小があるんです。価格は2万パイオニアの方が高いのですが。
ところで、以前使っていたモデルは渋滞考慮リルートができたのですが、5年くらい前から各社ともビーコンをオプションで付けない限りはそれが出来なくなったそうです。本体が価格競争に巻き込まれて薄利になり、それを埋めるためにオプションを付けてもらうという営業戦略があるとか。
おかげでその作戦にはまり、ビーコン(2万円)を付ける羽目に陥りました。
ほかに今昔比較すれば、
 1.前は弁当箱のような本体を助手席の下に入れる機種が多かったけど、いまはそんな本体はなく、インダッシュのみに収まる
 2.ダイバーシティアンテナではなく、フィルムアンテナが標準になってる
 3.リモコンは殆どの機種で用意されておらず、タッチパネル式になってる
タッチパネルはモニターに指紋や傷が付いたりしてイヤなんですけどねぇ。

工賃込みで20万円弱。前のやつが込み込みで40万円くらいしたけど、総合的に見れば機能的にはむしろ今回のやつの方が向上しているように思えます。
技術革新ですよ、奥さん。

砂むし温泉

2009-10-21 | 温泉
三連休のお出掛け その5 砂むし温泉

いよいよ本来の目的地・指宿の砂むし温泉です。砂むし会館「砂楽」が一番有名なところ。
潮の干満差が大きい日には海岸が85℃の湯に浸されたようになるのですが、この日は写真の庇の下のみ。10くらいの区画に分かれていて、客が何周かするといくつかの区画に湯を入れて温度を高めるというメンテをしてました。
脱衣所でレンタル浴衣を全裸の上に着て、タオルを一枚持ってスリッパで海岸へ出ます。頭をそのタオルで包んで寝っ転がり、砂埋めされます。体への負担が大きいので10分を目安にという説明があり、私は係員がそろそろですよ~と言いに来るのを待っていたのですが、自分の判断で起き上がるシステムになっていました。私は20分くらい。
そのあとは屋内に戻り、浴衣を脱いで返却し、砂を落としてシャワーを浴び、普通の温泉に入って、着衣、という流れになってました。
貸し浴衣や温泉もついて900円という料金は安いです。人件費も掛かるので、1500円くらいするんじゃねーかと思ってたけど。
砂むし場にカメラやペットボトルを持っていっても置き場所がないので要注意。私はメガネをどうすればいいか困ったのですが、それは掛けたままでも構いませんでした。
砂むしの順番待ちが30分ほどあり、冬場は浴衣一枚で耐えられるかどうかが怪しいです。また、帰る頃にはさらに混雑しており、最初の受付カウンターで整理券を配布していました。さすがの人気ぶりです。
砂むし温泉は地熱発電所のある隣の山川町にもあり、知人からはこちらの方がいいと聞いていましたが、やはり指宿で体験することに価値がありますもんね。

で、帰路につきました。帰りは鹿児島から兵庫まで高速で一気に帰りましたが、当然ながら道路代は1000円。ありがたやありがたや。

地熱発電所

2009-10-19 | エコロジー
三連休のお出掛け その4 山川地熱発電所

これも通りすがりにたまたま立ち寄ったスポットです。展示室を眺めていると、間もなく説明の映画が始まるからと言われて、ごく初級編の発電の解説映画をみて、そのあと施設内を案内していただきました。
12本の蒸気井(最深で2100m)から蒸気を取り出し、ひとつのタービンを回して発電し、3万kWの電力(1万世帯分)を得ています。タービンを回したあとの蒸気は冷却棟で水に戻され、別の井戸で地下に返します。
以前、揚水発電所を見学したときもそうでしたが、質問を挟む余地のない案内だったので、見学後に受付のおねーちゃんに色々聞いてみました。

地熱発電に適した九州なのに、それによる電力は九州電力では2%しかないのは?
→原発の2倍の発電コストが掛かる・温泉が枯渇するとの懸念から、地元の反対が強い・候補地の多くが国定公園内であり、認可がなかなか下りない

今後の地熱発電の建設予定は?
→現段階ではナシ。国からの助成金がなければ、とてもとても。

他にも聞いたけど、省略。クリーンエネルギー化を進めていかなければならないのに、今後の予定はないというのがちょっと残念です。

棚田

2009-10-18 | 兵庫県外の観光スポット
三連休のお出掛け その3 幸田の棚田

通り道に、棚田百選のうちのひとつ「幸田の棚田」の案内があり、立ち寄ってきました。どんどん山が深くなってきて、杉の木立の抜けたその先にそれはありました。
残念ながら、俯瞰できるスポットがなく、棚田を一望することはできませんでした。
ちょうど稲刈りの時期で、台風で倒れた稲をL字型の棒で起こしてまわり、そのあと稲刈り機を使うということをしており、農家の方の苦労をほんの一部ですが感じることができました。米は残したらバチがあたりますね。
高津川に行ったときに、大井谷(島根)の棚田を見ましたが、こちらは展望台があり、それはもう見事な景観でした。600枚もの田んぼが連なってます。
今後遠出するときは
棚田百選で下調べをしてから出掛けることにします。覚えていれば。

川辺川ダム

2009-10-15 | エコロジー
三連休のお出掛け その2 川辺川ダム

2002年に川辺川~球磨川を漕いで以降に、川辺川ダムの建設中止の報道が何度もなされ、そして今また、前原国交省大臣が中止を表明しています。地元への説明に大臣が出掛けても、地元民は話し合いの席にさえつこうとしなかったという強硬姿勢でダム建設を推進しようとしていますが、そのダムはどうなっているのかをチラ見してきました。写真はダム本体の上流500mあたりのものです。
印象としては、この7年の間で建設は何も進んでいないように思えました。
建設中止に反対する看板等も見あたらず。
ダム計画の時点では、治水・利水・発電を目的としたものでしたが、現在は治水に目的を絞ったものになっています。治水だけなら、他の方法を採った方がよくないかなぁ。
川辺川、透明度が高くてすごくきれいでした。前に漕いだときのイメージ以上で、九州で一番かもしれません。やはりダムなんて造らず、このまま残しておいて欲しいものです。