のんびりパドラーのブログ

あまりカヌーとは関係ないことがほとんどですが・・・

明けましておめでとうございます

2007-01-04 | アウトドア

2007年ですねぇ。
元旦の夜から佐賀・長崎に行ってきました。もともとの目的地は宝当神社(佐賀県高島、宝くじに当たりやすくなりやすいらしい)へのお参りだったので、そこをまずまわりました。
佐賀も長崎も中学の修学旅行以来来ておらず、全国で最もご無沙汰の県だったので、ついでに長崎の入口にある平戸を観光しようと思っていたのですが、諫早湾の干拓地を見てみたくなり、目的地変更。
干拓の是非がしきりに取り沙汰されていた頃には、「干拓によってできる農地は周辺の農地の10倍の値段。他の農地もあまっているのに、こんなものは不必要」という論調もありました。果たして、その新しい農地は活用されているのか、というのを見てみたかったのですが、ほぼすべてが農地に転用されているように見えました。農地購入の際に多額の補助金が出る等のディスカウントセールがあったのかもしれませんが、ちょっと意外な結果。
諫早湾の干拓は、大きな範囲をコンクリート堤防で仕切り、その内部にも土堤を築き、そこを干上がらせて農地とするという二重構造になっていまして、写真はその外側の潮受堤防を海側から撮ったものです。高さ7m、長さ7kmあまりというおそろしいデカさです。
内部の干拓地も、5年前のカーナビデータより1km以上沖へ延びていました。いやはやなんとも。
それから、生涯のうちで長崎へ来ることはもう無いかもしれないと思い、さらに南下して島原城へ。実物の踏み絵とかの、キリシタン関連の展示物に惹かれました。
天守閣が再建されたメジャーどころの城は、これでほぼ制覇したような気がするかも。
あと、雲仙の噴火の傷跡を見学。雲仙の最高峰は、現在は普賢岳ではなくなり、その噴火によって盛り上がった部分が最高峰となっていまして、平成新山と名付けられています。これが日本で最も新しい山で、普賢岳を150mくらい上回りました。
自然への畏怖を忘れてはいけませんね。
ここといい、阿蘇といい、九州では地球が生きていることを実感できます。


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