『ダムは本当に不要なのか(ナノオプトニクス・エナジー出版局)』というのを読みました。
それに記述してあったことをいくつか紹介します。その三回目。
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伊東大川にダムが造られる前後での鳥類の生態系の調査結果。17科50種であったのが29科87種に増えた。ダム湖誕生により豊かな鳥獣の生息地が形成され、鳥獣保護区にも指定された。短期的・局所的な環境変化をみて、ダムは環境破壊であるというレッテルを貼られている現実は悲しい。
鳥類はそうかもしれないけど、昆虫やほ乳類・植物なんかにとっては生息域を限定されていることに違いはなく、この論理は成り立たないのでは?
ダム建設前後の水産資源について。北海道内の鮭・鱒は孵化場や養殖施設の効果により漁獲量が大きく伸びている。本州以南の鮎についても、鮎種苗生産の増加により漁獲量の伸びはすさまじい。
ダム建設により、もともとの自然生態としての場は改変されて同じではないが、ダムでは魚道などは設置しなかったにもかかわらず、代替の孵化施設や種苗放流などの創意工夫により、水産資源としての漁獲量は激増したのである。
「だから環境破壊ではない」と続くと"ちょっと待ちたまえ"となるけど、漁獲量の客観的な増減の話なので、とくにコメントできない。
2002年当時、吾妻川はダムにより堰き止められて水は殆ど流れず、濁った緑色をしていた。強酸性の死の川であった。水質改善のための中和工場が完成し、60t/日のミルク状の石灰を流して中和することが可能になった。品木ダムはのこ中和生成物を貯める日本唯一のダムで、人類や生物に優しい川に蘇らせた
もともとあったダムがこの川を死の川に変えてしまったんじゃないのか?その尻ぬぐいにまたダムを造ったんじゃないのか? 原文の意味が分かりづらく、当方の解釈が間違っている可能性もある。
それに記述してあったことをいくつか紹介します。その三回目。
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伊東大川にダムが造られる前後での鳥類の生態系の調査結果。17科50種であったのが29科87種に増えた。ダム湖誕生により豊かな鳥獣の生息地が形成され、鳥獣保護区にも指定された。短期的・局所的な環境変化をみて、ダムは環境破壊であるというレッテルを貼られている現実は悲しい。
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ダム建設前後の水産資源について。北海道内の鮭・鱒は孵化場や養殖施設の効果により漁獲量が大きく伸びている。本州以南の鮎についても、鮎種苗生産の増加により漁獲量の伸びはすさまじい。
ダム建設により、もともとの自然生態としての場は改変されて同じではないが、ダムでは魚道などは設置しなかったにもかかわらず、代替の孵化施設や種苗放流などの創意工夫により、水産資源としての漁獲量は激増したのである。
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2002年当時、吾妻川はダムにより堰き止められて水は殆ど流れず、濁った緑色をしていた。強酸性の死の川であった。水質改善のための中和工場が完成し、60t/日のミルク状の石灰を流して中和することが可能になった。品木ダムはのこ中和生成物を貯める日本唯一のダムで、人類や生物に優しい川に蘇らせた
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