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鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

危なかった !!

2015-05-17 18:01:21 | 大工道具
土曜日夕方、問屋さんからの古鑿をしていました。
何気に播州型擦り合わせの段取りをしてました。




マチに傷ががあるので綺麗に取れるであろう。






穴開け段階で気が付きました。
1本左久作が入ってるやないですか。
これは擦り合わせ出来ないと急遽変更。





合わせ仕込みのイブシ銀仕様にしました。
暗くなりかけてたので見落とす所でした。
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播州型

2015-05-16 07:07:22 | 大工道具
播州型の特徴は口金に面が取ってある。
木に当たっていないので割れない。叩くほど締まっていく。引退された久斗さんが据えられた古鑿は細工されていたのでよく締まり、口金がなかなか抜けませんでした。



面無しの場合木に当たってる。




割れない様に使われる方が内面を取られます。(木の方も)





でも、一度抜くと少し緩くなってしまいまんですよね~。


細工してます。










形も好みがありますから対処していきましょう。
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細軸 2

2015-05-15 07:02:39 | 大工道具
福島県の方から柄付け依頼で鑿を送って来られました。
古鑿です。
白樫の芯持ちで細く、ペ-パ-仕上げとの事でした。
  

早速口金加工。





柄を整形してペーパ-加工。
穴開けしてマチ部分の接地面です。




で、完成品です。



輪も下げて頭を潰しているのですぐ使えます。
あまりここまでしませんが嬉しかったのでしちゃいました。


鍛冶屋さんから個人の方からの注文品です。
白樫で太さが指定です。







この方自分の事を知ってはるそうです。
カネヒラでと。安平ですけど。
いいんです。嬉しいですね~。
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古鑿修復 3

2015-05-14 07:04:50 | 大工道具
問屋さんから修理依頼で持ち込まれました。






○○さんの追入れ鑿です。

なんともないのでないの?って思いましたが、卸さん曰く「柄が抜けるので頭にきた」「使う気にならない!」とお怒りのようなので。との事でした。

以前にもこういう事を聞いた事がありました。
まだまだ使えそうなのにもったいないような気が。


擦り合わせてあるので三木の柄付け屋さんがしたのかと思いましたが口金・桂は新潟産・
柄の新潟型ですので・・・。

次回に形の違う所を書いてみたいと思います。


希望は白樫芯持ちで同じように!との事でした。
再度擦り合わせると一段とあまり太くないマチが細くなってしまうので口金は合わせで。


マチの擦り合わせ部分に錆が出ていたのでバフで錆を落とし、黒染め液で黒く修正。


口金内側を面取り。(写真は違う物ですが)





完成しました。








もし黒染め部分が剥げてしまってもはじめの物と変わらなくなる?
と言うことでガンガンいって下さい。


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町内の春祭り

2015-05-11 06:59:20 | 日記
毎年ゴールデンウィークのまっただ中の5月2・3日には町内の春祭りがあります。
今年も例年のごとくありました。

三木には大宮八幡宮の秋の祭りがよく知られてますが、春にもみさか神社で布団屋台のお祭りがあります。

みさか神社といっても三坂・御酒・美坂・御坂とあり地元加佐東町は三坂神社です。
リフォームしてくれた大工さんの地元豊地にも同じ字で三坂神社があります。

加佐東の三坂神社です。










老いも若きも集合写真です。




子供会の相撲大会。ちなみにこれは昨年の画像です。




馬掛け奉納もありますが動画の載せ方が解かりませ~ん。

今年から若手が屋台運営をしてましたがとても楽しそう。
やはり楽しいが一番のようですね~。

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