鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

すり合わせと合わせ仕込み

2015-10-13 06:45:16 | 大工道具
すり合わせの段取りと合わせ仕込みの段取りです。




手前右がすり合わせ左は口金(ハカマ)焼き色。
奥の4つがイブシです。


合わせ仕込みで時間のかかる所は鑿マチのサイズに合わせるので口金サイズは微妙に違ういます。色を付ける際に磨って合わせてます。

その点すり合わせは口金サイズにマチを磨って合わせる。
合わせるのが後か先かです。










やってる事は一緒です。
ですが、手間は全然違います。


自分の場合手を入れすぎるので合わせの方が1.5倍は時間掛かるでしょう~ね。



イブシしてダブったのを次に使う様にニスを塗ってますが、いくつかは錆が来ます。
錆びた物は再度同じ工程でイブシますので二度手間。


イブシ輪もあるので管理が大変。
何故にニスを塗ってても錆が来るんでしょうね~。



その点、磨り合わせの物は錆びた物を持ち込まれても修理が簡単です。



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